継続サロンCMMより新たに誕生したゴールドコースは、ビジネスを前進させる力を半年間かけて育成するプログラムです。
ゴールドコース最大の特徴は、主宰者である鈴木実歩さんに加え、CMMに在籍している先輩起業家10名以上による手厚いサポート体制が整っていること。
同じ方向を向く仲間との出会いにより、互いの成長を喜び合い切磋琢磨しながら取り組める環境も用意されています。
本記事では、2023年6月13日(火)13:00からオンラインで開催された第2回セミナーの様子をお届けいたします。
ChatGPTはビジネスの良き伴走者に
今回のセミナーは、第1回セミナーでワークを行った「ChatGPT」のお話から始まりました。
受講生の皆さまは、日々ChatGPTを活用されている様子。「Chatくんが優しくなってきました!」「仲良くなってきました!」など、嬉しいコメントが数多く寄せられていました↓
そして、今回のセミナーの構成はChatGPTを使用して作成したとおっしゃる実歩さん。
長文の指示文(メガプロンプト)と呼ばれる手法で質問したところ、的確な提案文が返ってきたそうです。
このように、ChatGPTは質問の仕方次第でより精度が高い回答を返してくれるようになります。
「人間を育てる気持ちで“Chatくん”とやり取りしていけば、ビジネスの頼もしい伴走者になってくれます!」とおっしゃる実歩さん。
受講生の皆さまも、実歩さんの活用法を聞くことで良いヒントになったのではないでしょうか?
ブランディングに必要な3つの要素
ここからは、今回のセミナーテーマである「ブランディング」についてお届けします。
大前提として、ブランディングに必要な要素は主に以下の3つ↓
- ペルソナの理解
- 競合リサーチおよび差別化
- ブランドの確立
以降で、それぞれ詳しく学んでいきましょう。
1.ペルソナの理解
まず、ブランディングにはペルソナの理解が欠かせません。
お客さまのニーズや悩みを深く理解できれば、相手の心に響く発信につながります。すると、お客さまからの共感や憧れ、信頼も得やすくなるでしょう。
よって、まずは以下の2点を言語化することが大切です↓
- ペルソナの悩み、望み、叶えたい未来はどんなものか?
- ペルソナに対して、どんな価値を提供できるのか?
なお、ペルソナは自分のステージとともに変化していくもの。
日頃からSNSやセミナー、リアル会などでお客さとの対話やヒアリングを小まめに行い、ペルソナへの理解をアップデートしていきましょう!
2.競合リサーチおよび差別化
また、ブランディングには競合リサーチも必要不可欠です。
というのも、すでに上手くいっている競合のビジネスモデルは大きなヒントにつながるものだから。
よって競合を調査すればお客さまのニーズや抱えている問題はもちろん、競合との差別化ポイントもより明確に見えてくるでしょう。
今回のセミナーでは、実歩さんが競合リサーチの手順を4ステップに分けて教えてくださいました。
◆STEP1.競合の特定
まずは、あなたの競合となる人物や企業をいくつか見つけましょう。
具体的には、Google検索やSNSなどさまざまなメディアでキーワード検索して探していきます↓
リサーチする場所 | Google検索 YouTube Udemy ストアカ など |
検索するキーワード | 商品やサービスの名称(〇〇講座、〇〇オンラインレッスン など) 関連する業界(女性 副業」「女性 起業」など) ペルソナが検索しそうな言葉(「会社 辞めたい」「会社員 辛い」 など) |
ポイントは、検索するキーワードは複数のパターンを試してみること。すると人気を集めている投稿や反響が大きい商品・講座を見つけやすくなります。
競合リサーチは相手からたくさんのヒントを得るチャンス。相手を研究する意識をもって取り組んでいきましょう!
◆STEP2.競合のブランド分析
いくつか競合が見つかったら、それぞれの特徴をリストアップして分析していきます。
主に以下の項目をプロファイルしていくと、分析しやすくなるでしょう↓
- 名前やブランド名
- ウェブサイトのURLやSNSアカウント
- 使用しているハッシュタグ
- 商品やサービスの概要
- 商品やサービスの価格設定
- 商品への導線
- ターゲット層やペルソナ像
- SNSの発信内容やペルソナとのコミュニケーション
- お客さまのレビュー
特に注目したいのは「競合が、どんな商品でマネタイズしているのか」。個人起業家は、SNS集客の先に商品やサービスを販売する必要があるからです。
競合が販売している商品や導線を分析し、自分の商品設計に活かしていきましょう。
◆STEP3.競合の強みと弱みを分析
競合の特徴を把握できたら、次は相手の強み・弱みの分析へと進みます。
具体例はこちら↓
競合の強み | 起業家としてのキャリアや実績が豊富 チュートリアル動画がわかりやすい オンライン講座の種類が豊富 |
競合の弱み | 顧客数が多く個別対応が難しい 初心者向け講座がない リアルセミナーが少ない |
なお、強み・弱みの分析は個人起業家に限らず、似たジャンルの企業を含めて構いません。
それぞれを詳しく分析していくことで、あなたの強みも見えてくるはずです。
◆STEP4.競合からの学び・差別化
競合の分析が進んだら、差別化できるポイントを明確化していきましょう。
実歩さん曰く「“自分より知名度も実績も豊富な競合に勝る部分はどんな点か”を見極めて、差別化していくことが大切」とのこと。
差別化しやすいポイントは、以下の通りです↓
- サービス内容、カリキュラム
- アフターケアの内容
- ターゲット層
- 発信するメディア
競合との差別化ポイントが明確になれば、自分がとるべきポジションも自然と見えてくるでしょう。
ここまでくれば、ブランディングの土台はほとんどできあがっています!
3.ブランドの確立
そして、ブランディングに必要な要素の最後は「ブランドの確立」です。
競合リサーチで見えてきた差別化ポイントを活かしてブランドを作りあげていきましょう。
「まずはあなたの使命(コンセプト)を言語化してみること」とおっしゃる実歩さん。
例えば、実歩さんが掲げている使命は「どんな時も、未来にヒカリを。」です。
このコンセプトを軸にブランディングすることで、行動や発信内容、提供する価値に一貫性が生まれるとのこと。
さらに、コンセプトにそったテーマカラーやファッション、写真素材、文字のフォントなどを決めていけば、あなたならではの世界観ができあがるでしょう。
なお、こちらはCMMサロンメンバーのゆえじちゃんこさんのブランドイメージ↓
このように、視覚的な要素はブランディングにおいて重要な役割を担っています。自分のブランドの個性を反映するビジュアルブランディングを目指していきましょう。
実歩さん曰く「あなたの会社が人間だったらどんな性格か?」をイメージしてみるのも良いそうです。
ブランドが確立すれば、発信や投稿、販促物やバナー、SNSで利用する写真など、あらゆる場面で自分の世界観を反映できるようになるとのお話でした。
まとめ
以上、第2回ゴールドコースセミナーの様子をお届けいたしました。
セミナー中はアウトプットの時間もふんだんに設けられており、リアルセミナーさながらの実践的な内容となりました。
最後に「セミナーで学んで終わりではありません。ここからはグループサポートでご自身のビジネスに落とし込んでいきましょう!」と激励する実歩さん。
というのも、ゴールドコースではグループサポートカリキュラムをご用意しており、毎週クリアすべき課題が設けられているからです。一つひとつ課題をクリアすることで、しっかり自分の知識として定着させられるでしょう。
このように手厚いサポートがあるのは、ゴールドコースならでは。
受講生の皆さまには、引き続き学びを深めビジネスの成果につなげていただければ幸いです!