未来シフト株式会社では、このたび夏の特別企画として、2日間にわたって代表の鈴木実歩による公開コンサルを開催しました。
2023年7月25日(火)は企画第一弾としてSNSマーケターの吉田健人さんをゲストにお迎えし、吉田さんが作成中のオンライン教材の添削を実施。
本記事では、その様子をお届けいたします!
ゲストの吉田健人さんとは?
今回ゲストとしてお越しくださった吉田健人さんは、28歳という若さでSNSマーケターとして独立された起業家。現在は著名人や起業家を対象にショート動画のプロデュース事業をされておられます。
また吉田さん主催のセミナーに鈴木が登壇させていただいたり、継続サロンCMMのリール講座で吉田さんに講師を務めていただいたりと、鈴木にとっては長年に渡って親交を深めてきた方でもあります。
そして「自分の事業にもオンライン教材を取り入れたい!」と考え、マイ・メッセージを受講してくださっているという吉田さん。
今回は、目下作成中のオンライン教材を鈴木が添削するという形で公開コンサルに参加してくださいました!
ビジネスを拡大させるならオンライン教材はマスト
公開コンサルの前に、まず鈴木は「ビジネスを拡大するうえでオンライン教材の制作は欠かせない」と言います。
なぜなら、ビジネスが軌道に乗り始めた起業家は「時間がない…」「作業量に限界がきて売上を伸ばせない…」といった悩みに必ず直面するといっても過言ではないからです。
たしかに1対1のセッションや個別コンサルをメインとするビジネスモデルの場合、お客さまが増えて忙しくなればなるほど自分の時間がなくなります。
さらに、そういったビジネスでは「顧客単価×お客さまの数」が売上になるので、収益にも限界がくるでしょう。
その点、作って置いておくだけで売れるオンライン教材なら時間の自由が手に入るうえ、売上に上限がないので収益の限界もありません。
そのためビジネスをスケールアップしていきたいなら、オンライン教材の作成は必須といえるでしょう。
オンライン教材の立ち位置を先に決める
またオンライン教材を作るなら、最初に「自分の事業の中に教材をどういう立ち位置に置くか」を考えておかなければなりません。
そもそも鈴木は、あらゆる事業で一番大切なものは「コミュニティ」だと考えているとのこと。
よって「SNSビジネスの教科書“マイ・メッセージ”」は、コミュニティにつなげるための入り口と鈴木は位置付けています。
オンライン教材で学んでもらった後、受講生とどのような関わりをしたいのかまでを考えると、教材の立ち位置が見えてくるでしょう。
公開コンサルの様子
続いて、公開コンサルの様子をお届けいたします。
今回は吉田さんが「悩んでいること・鈴木に教えてもらいたいこと」を問いかけ、それに対し鈴木が回答する形で進んでいきました。
◆教材のターゲットは初心者にするべき
まずは、教材のターゲットを「初心者」にすべきか、それともある程度ショート動画を作成できる「中級者」にすべきかというご相談です。
これに対し鈴木は「絶対に初心者向けに作るべき!」と断言。
というのも、あらゆる事業や分野をみても初心者の数が圧倒的に多く、動画教材はその入り口となるコンテンツだからです。
そこで鈴木は「“初心者向けのショート動画教室”のようなレベル感の教材を作るのが良い」と吉田さんに具体的にアドバイス。
オンライン教材の良さは、全ての受講者に対して同じ価値を平等に提供できるところなので、初心者が自ら学びたくなるようなコンテンツを作成していきましょう!
◆初心者向けの教材には内容を盛り込みすぎない
次は「教材の中身」に関するご相談です。
吉田さんはショート動画の作り方以外にもマーケティングや収益化の話も盛り込むべきか悩んでいるとのこと。
この相談に対して鈴木は「初心者向けの教材内容はシンプルなものにすべき」とアドバイス。中身が濃すぎる教材は、初心者にはレベルが高すぎて売れない可能性が高いからです。
また鈴木曰く、初心者の心を掴みやすいのは“体験型の教材”とのこと。
吉田さんの教材に当てはめるならば「ショート動画を投稿できた!」「少しだけど売上につながった!」といった、小さな成功体験ができる内容が理想だそうです。
そのようなレベル感に設定すると初心者の挫折も防げそうですね!
◆モニターを募集して仲間と一緒に教材を作りあげていく
そして、モニター募集をかけるタイミングに迷っている吉田さんに対して鈴木は「初期の段階で始めるべき!」とアドバイス。
そうすれば、モニター募集に参加してくれた方々と1から教材を作りあげていけるので、結果的に良質な教材に仕上がるそうです。
なお、参加者には積極的にフィードバックしてくれる人を募るべきとのこと。
自分の意見が反映されたら「その教材作りに自分が関わったんだ!」と受講生に当事者意識が生まれ、長くお付き合いできる関係性を構築できるそうです。
◆ターゲット層にあわせて教材の提供方法を決める
続く教材の提供方法に関するご相談については「お客さまの層によって異なる」と回答する鈴木。
例えば「マイ・メッセージ」のお客さま層は、ビジネス意識がすでに高い方々。
そのため「時間を無駄にしたくないから、必要な箇所だけ知りたい!」と考えている人が多いと想定し、カリキュラムを段階的に出すのではなく、トップ画面から閲覧する章を選べるようにしました。
このように、教材はなんとなく公開するのではなく「こういう理由でこういう提供方法にした」と自分の口で説明ができるくらいに計画を練るべきとのこと。
ここに手間をかけることで、一貫性のある教材に仕上がっていくのです。
◆購入後のフォローは手厚くする
最後は「教材を購入してくれた方へのフォロー」に関するご相談です。
この相談に対し鈴木は「学んでいる人が孤独を感じやすい」というオンライン教材の懸念点をあげたうえで「購入後のフォローは手厚くすべき」とアドバイス。
教材に向き合っていると自分との戦いのような状況となり、課題をこなせなかった場合に自分を責めやすくなってしまうそうです。
そのような感情に押しつぶされて離脱する受講生を阻止するためには、精神的なフォローが必要不可欠。
鈴木の場合は「この教材をみんなで一緒に学んでるんだ!」という感覚を一人ひとりに感じてもらえるように、他の受講者の感想や成果報告を意識的にメール配信しています。
受講生を丁寧にフォローし安心感のある環境を作れば、長期的に売れる教材となるでしょう。
まとめ
公開コンサルの後は「僕のやるべきことが明確になって、ゴールまでの道筋が見えました!」と晴れやかな表情で語る吉田さんの姿がありました。
さらに「仲間と一緒に、ベストセラーになるような“ショート動画の教科書”を作りたい!」という素敵な目標の発表も…!
「吉田さんなら人の人生を動かすようなオンライン教材が作れる!」と鈴木は吉田さんの目標に全力でエールを贈り、今回の公開コンサルは幕を閉じました。
吉田健人さん、このたびは公開コンサルへご参加いただき、本当にありがとうございました!