【レポート】認定NPO法人「女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ」さまと対談

未来シフト株式会社(代表:鈴木実歩、以下弊社)は「先進国の中でも女性の進出が遅れている日本社会において、精神的かつ経済的に自立した女性を1人でも多く増やす」をミッションに事業を展開しております。

弊社はチャリティー活動の一環として毎年女性や子どもを応援する活動や団体への寄付を行っており、このたび寄付先のひとつである「認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ」さま(担当:橋本さま)と弊社代表の鈴木が対談させていただきました。

本記事では、その内容をレポートとしてお届けいたします。

認定NPO法人「ウィメンズネット・こうべ」さまについて

認定NPO法人「女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ」さま(以下:ウィメンズネット・こうべさま)は、女性や子どもが自分らしくのびのびと生きられる社会を目指して、困難な状況にある女性や子どもの支援を行っている団体です。

対談用に作成していただいたスライドより

日本ではDV被害や社会的な要因によって、困難な状況を強いられている女性や子どもが数多くいるのが現状。

  • DV被害などで生きづらさを抱えている女性やその子どもたち
  • 地域で困窮しているシングルマザー

このように、現代社会でも問題を抱えて苦しんでいる人々は少なくありません。ウィメンズネット・こうべさまでは、そういった方々に居場所を提供したり、生活再建までの支援を行ったりといったサポートを続けておられます。

◆相談受付や住まい提供を実施

その取り組みの一つとして、困難を抱える人たちから相談の受付や、住まいの提供などを行っているウィメンズネット・こうべさま。

もともとDVなどに悩む女性に対して電話や対面で相談を受け付けていたものの、コロナ禍にある現在では外出はもとより、加害者が近くにいるため電話をかけにくい状況も珍しくありません。よって、新たな取り組みとしてメールでの相談受付も開始されたとのことです。

出典:ウィメンズネット・こうべさま公式サイト

また、親の虐待やDVを受けた被害者は一刻も早く加害者から離れたいにもかかわらず、身を寄せられる場所を見つけられず怯える毎日を過ごしている方もたくさんおられます

よってウィメンズネット・こうべさまでは、女性や子どもたちが避難できる場所を2つ提供されています。

  • 一時保護を目的としたシェルター
  • 半年程度の中長期的滞在が可能なステップハウス

また地元の不動産屋と連携して、ステップハウス退去後の住まい探しもサポート。

他にも警察や弁護士事務所に同行したり、不安を解消するために家庭訪問を実施したりと、ウィメンズネット・こうべさまでは長期的な支援を行っておられます。

◆コミュニケーションで「深いつながり」を

さらに、困難を抱える女性とその子どもたちにコミュニケーションの場を提供しておられるウィメンズネット・こうべさま。

出典:ウィメンズネット・こうべさま公式サイト

「WACCA(わっか)」と名付けられたプロジェクトは、シングルマザーが集う場所を提供する「WACCA♭」、DV被害者の相談や就労支援を行う「WACCA+」の2本柱で運営されています。WACCAでは、困難な状況にいる女性や子どもたちの気持ちに寄り添うべく、専門家やスタッフとゆっくり対話できる環境を整えているとのこと。

また「WACCA」はシングルマザーやDV被害者の方が安心して過ごしながら、苦楽を共にする仲間を見つける場所にもなっています。

◆子どもたちへの支援の数々

そしてウィメンズネット・こうべさまでは、子どもたちに対するサポートも積極的に行っておられます。

出典:WACCA公式サイト

例えばWACCA子ども基地」の「WACCA塾」では、ひとり親家庭の子ども向けに学習支援を実施。幅広い年代のボランティアが子どもたちに寄り添い、学習をサポートしています。

2022年度から開始した「あそび基地」では、子どもが自由に遊んでいる間に、お母さんがホッと一息つける場所を提供しておられます。

未来に向けた新しい取り組みを開始

さらに新しい取り組みとして神戸学生青年センター」さまとタッグを組み、シェアハウスの設立準備を開始したウィメンズネット・こうべさま。

対談用に作成していただいたスライドより

「六甲ウィメンズハウス」と名付けられたシェアハウスの主な目的は、こちらの2つです。

  • 困窮している方々に心理的なケアや就労支援の場を提供する
  • 孤立しがちなシングルマザー家庭の子どもたちに交流の場を提供する

地元企業にも協力していただき、シングルマザーやさまざまな困難を抱えた女性や子どもたちの居住スペースを確保すべく、日々奮闘されているとのこと。

なお「六甲ウィメンズハウス」の開設は、2024年春ごろを予定しているそうです。

今後、さらなる協力体制を

最後に、弊社代表の鈴木(以下:鈴木)から担当の橋本さまに、今後の支援についてお話をさせていただきました。

弊社が寄付を始めとするチャリティー活動を開始したのは、2016年のこと。2020年以降は、鈴木が主宰する講座受講料の一部を毎年寄付に充てております。ウィメンズネット・こうべさまに初めて寄付させていただいたのも、2020年のことでした。

継続的に大きなチャレンジをなさっているウィメンズネット・こうべさまに対して、弊社は今後より一層の協力体制を組んでいきたいと考えております。

鈴木主宰の講座やサロンにはシングルマザーも数多く在籍しているため「同じシングルマザーがビジネスで活躍していることをお伝えする機会があれば、今サポートを受けている方々の希望になるのでは?」と提案させていただきました。

また担当の橋本さまから「日々の活動には大変なこともあるものの、改めて頑張っていこうと思えました」との嬉しい言葉を頂戴する一幕も。

貴重なお時間を割いていただいたことに感謝しつつ、今回の対談は終了しました。

まとめ

出典:ウィメンズネット・こうべさま公式サイト

今回は、認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべさまと弊社代表・鈴木の対談内容をレポートとしてお届けしました。

なお、ウィメンズネット・こうべさまへの寄付をもって2022年度の寄付は全て完了したことをあわせて報告させていただきます。弊社では鈴木が主宰する講座「マイ・メッセージ」の受講費の一部を毎年寄付に充てておりますが、3期は総額770万円を寄付することができました。

1人でも多くの女性が自立して活躍していけるように、弊社では今後もチャリティー活動を続けていく所存です。

ウィメンズネット・こうべさまに関する情報はこちら▼

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