唯一無二の最強商品の作り方~CMM大学水曜講義~

CMM大学は、鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」のメンバーが、ビジネスが飛躍する専門知識を学び高め合う場として誕生したプラットフォーム。

月2回の水曜講義では、各分野の専門家からビジネスに役立つ高い見識を得られるとともに、学びや気づきをアウトプットしCMMメンバーと交流する時間も設けています。

CMMのサロンメンバーが講師を務めるCMM大学。

本記事では、2023年10月25日(水)10:00より開催された、第19回水曜講義の様子をお届けします!

講師・桑子和佳絵さん(わっこさん)のプロフィール

今回の講師は「わっこさん」の愛称でおなじみの、桑子和佳絵さんです。

これまで、商品開発や事業構築の仕事に30年携わってきたわっこさん。それにあわせて、人にものを教えるのが好きなカウンセラー気質と仕組みづくりが得意な一面を活かして商品作りのプロデュース活動を始められました。

現在は「自分に“あるもの”を最大限活かして思う存分人生を楽しむ女性を増やす」を使命としながら、企業や起業家の商品作りをサポートされております。

そして「今のビジネス(商品プロデュース事業)は、自分らしさを最大限に発揮できる仕事だと感じている」とおっしゃるわっこさん。

商品作りの魅力を、自身の経験を通して体現されているのですね!

ビジネスは商品がなければ始まらない!

まず、わっこさんは商品づくりにおける基本を教えてくださいました。

そもそも、ビジネスは売る商品がなければ始まりません。また、わっこさん曰く「商品構築=価値構築」なのだそうです。

つまり、自分のもっている価値をどう商品に組み込んでいくのかが大事なポイントとのこと。

そして、ビジネスで生計を立てていくためにはマーケティングの基本も知っておかなければなりません。

以下は、ビジネスモデルを視覚化した「ビジネスモデルキャンバス」というフレームワークです。

わっこさんは最低限でも色付けされた4つの要素を覚えておきましょう!」とアドバイスされていました。

スクロールできます
番号(色)要素具体的な行動
1(ピンク)顧客セグメントどのようなお客さまをターゲットにするのか決める
2(ピンク)価値提案お客さまにどのような価値を提供するのかを決める
3(ブルー)収益の流れ価値提供した結果どれくらいの収益が発生するのかを把握する
9(ブルー)コスト構造ビジネス全体的にどれくらいのコストがかかるのかを明確化する
色付けされた4つの要素のビジネスモデル

ビジネスをするなら、最低限の知識は身につけておかなければなりません。

お客さまに必要とされる商品を構築し、マーケティング力も養いながら売上を伸ばしていきましょう。

唯一無二の商品を構築する3ステップ

ここからは、本題の「唯一無二の商品を構築する3ステップ」を紹介していきます!

  • Step1.自分の価値を広げる
  • Step2.お客さまのニーズを考える
  • Step3.自分の価値とお客さまのニーズをすり合わせる

Step1.自分の価値を広げる

まずは、自分の価値を広げる作業です。唯一無二の商品を構築するには、商品に「自分らしさ」がなければなりません。

よって、まずは自分の価値を見つめ直す時間を作りましょう。

具体的には、今まで「自分が時間やお金をかけてきたこと」を洗い出してみると良いそうです。

わっこさん曰く、今まで時間やお金をかけてきたものは自分の中に蓄積され、専門性や権威性につながるとのこと。知識やスキルが人一倍長けているはずなので、あなたの価値と胸を張って言えるでしょう。

また、他の人から「スゴイ!」と褒められることを振り返ると、他の人から見たあなたの価値が分かるそうです。

「他の人から褒められるポイントは、才能と直結してることが多い」とおっしゃるわっこさん。

周囲の人の褒め言葉は素直に聞き入れ、自分の価値として受け入れる姿勢を大切にしていきましょう!

Step2.お客さまのニーズを考える

自分の価値を明確にした後は、お客さまのニーズを考えていきます。

ここで大事なのは「お客さまが求めている欲求は何か?」と想像すること。

お客さまの具体的な欲求
  • 悩みを解決したい!
  • 不安をなくしたい!
  • 変化・成長したい!
  • 課題をクリアしたい!
  • 日常にワクワク感がほしい!
  • 人生を楽しみたい!

なぜなら人間はビフォーアフターを望む生き物であり、自分の欲求を満たしてくれる商品に飛びつく傾向があるからです。

あなたの商品を通じて「どう変われるのか」「どう成長できるのか」「どう楽しくなれるのか」をしっかり伝えられると、お客さまの関心を得られるでしょう。

Step3.自分の価値とお客さまのニーズをすり合わせる

最後に、これまでに洗い出した「自分の価値」と「お客さまのニーズ」をすり合わせていきます。

わっこさん曰く、唯一無二の自分らしい商品は、この2つの要素がピッタリと重なり合ったときに誕生するとのこと。

しかし、この作業は一筋縄ではいかないそうです。

そのため自分の価値に優先順位をつけながら、お客さまの課題解決できるポイントがないかを繰り返し探していくのがベストな方法とのお話でした。

自分が商品のファン第一号になろう!

最後に「自分が商品のファン第一号になりましょう!」と受講者の皆さまにエールを送っていたわっこさん。

自分の価値やお客さまへの想いが詰まった商品は、この世に1つしかない最高の商品です。

自分が商品のファン1号となって、自信をもってお客さまに商品案内をしていきましょう。

商品を安売りする必要は一切ありません。

「この商品、最高ですよ!」と堂々と胸を張ってプロモーションやセールスを行ってくださいね。

受講者の声

今回の講義では、自分の価値を振り返るなかで自分の才能や強みを見つめ直せた受講者も多かったようです↓

周囲の人に多才といってもらえたことがあり、嬉しかったです!

時間とお金を費やしてきたものは自分自身です!

当たり前のようにビジネスを続けてきたことを尊敬する方に褒められ、継続力も自分の強みの1つであると気付かされました!

自分を見つめ直す時間(ブレイクアウトタイム)のなかで、新たな気づきを得られていることを運営一同大変嬉しく思います。

まとめ

今回は、CMM大学第19回水曜講義「唯一無二の最強商品の作り方」をお届けしました。

わっこさんは商品を作るうえでの注意点も共有してくれました。

それは、あれもこれもと商品にコンセプトを詰め込みすぎないこと。内容を盛りだくさんにしてしまうと、何を言いたいのかがお客さまに伝わりにくくなってしまうそうです。

商品のコンセプトはなるべく1つに絞って、お客さまの悩みにダイレクトに届くような商品を作っていきましょう!

桑子和佳絵さん、このたびは素晴らしい講義をしてくださり本当にありがとうございました!

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