セルフコーチングで最高の自分を作ろう!~CMMセミナーレポート~

鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」は、数百名もの女性起業家が集うコミュニティ

日本国内のみならず、海外でビジネスを展開しているメンバーも多数所属しており、皆さまのビジネスの発展とメンバー同士のつながりを深く育てることを目指しています。

また、月に2回開催されるセミナーでは、実歩さんの公開コンサルや最新ビジネス情報のシェアなど、毎回盛りだくさんの内容をお届けしているCMM

本記事では、12月1日(金)10:00より開催された第114回CMMセミナーの様子をお届けします。

12月のテーマは「セルフコーチング」

1ヶ月ごとにテーマを決めて開催しているCMMセミナー。

12月は「新しい自分になるセルフコーチング」をテーマに開催しています。

そもそもコーチングとは、人が持っている能力を開花させたり気付きを与えたりして主体的な行動を促し、夢の実現や目標達成に導く手法のこと。

それを自分自身に行うことによって、自分を成長させながら最良の結果を誘起するのがセルフコーチングです。

セルフコーチングの主な効果はこちらの通り↓

  • 自分が抱えている問題が明らかになる
  • マインドをプラスに転換できる
  • パフォーマンスをアップさせられる

一年の振り返りや新年の目標設定を行う12月に、ピッタリのテーマと言えるでしょう。

◆セルフコーチングでは「自分に対する質問」が大切

前述したような素晴らしい効果を見込めるセルフコーチングは、以下のような流れで行います。

  1. 質問する(セルフトーク)
  2. 承認する
  3. フィードバックする

ここで「最も重要なのは、最初のステップのセルフトーク」とおっしゃる実歩さん。

人は誰でも無意識のうちにセルフトークを繰り返しており、その回数は1日に1.2万回〜6万回にものぼるそうです。

ただ、セルフトークは「電車が混んでて嫌だなぁ」「あのとき、バカなことをしちゃったな」といったネガティブな内容がほとんど。

そこで意識的にセルフトークを自分への質問→ポジティブな回答の形にすることで、マインドに良い影響を与えられるとのお話でした。

◆セルフトークを変えればパフォーマンスも変わる

また、実歩さん曰く、自己はセルフトークによって作られるとのこと。

セルフトークは頭の中の独り言のようなもので、自分自身に言い聞かせる言葉です。そのためパフォーマンスに与える影響も大きいと言えるでしょう。

だからこそセルフトークをコントロールして、自分を上手く扱えるようになることが大切です。

例えば実歩さんは、不運な出来事に対して「最悪!」と思うのではなく「ここから最高の結果を得るためには何ができる?」というセルフトークをするとのこと。

こうしてネガティブな方向に傾きがちなセルフトークをポジティブなものに変換していけば、パフォーマンスも良い方向に変わっていくはずです。

◆セルフトークをコントロールして理想の自分に近づこう

続いて、セルフトークをコントロールする方法を教えてくださった実歩さん。

セルフトークをコントロールするための第一歩は、自分がどれだけセルフトークをしているか認識することです。

次にセルフトークの内容を観察し、ネガティブなセルフトークを止めるように意識します。

そして自分の理想のセルフトークを何度も繰り返し言葉にして習慣化すれば、理想のセルフトークが身につくでしょう。

実歩さんは「(やろうとしていることの)目的は何?」「どうやったらできると思う?」という質問を口に出して、ゴールを再設定したり次に取るべき行動を明確にしたりしているそうです。

また、このセルフトークも一生懸命練習した末に身についたスキルとのこと。

実歩さんのように常に自分の想いに向き合って誠実に対応していけば、最高の結果を自らの力で実現できるようになるでしょう

セルフコーチングに役立つ「アドラー心理学」

なお、実歩さんがセルフコーチングのベースとしているのはアドラー心理学だそうです。

このアドラー心理学の特徴は、大きく分けて以下の3つ↓

  1. 目標指向性:人は目標達成に向かって努力するというポジティブな思考
  2. 自己決定と責任:行動や人生は自分で決めて良いし、その責任を自分で取っていけるという肯定
  3. 社会的影響と関係性:個人の変化が周囲にも影響を与え、常に社会と関わっているという考え方

アドラー心理学は人が元々持っている能力を信じて開花させるものであり、自分と他者の課題を分けて考えることの大切さを謳った心理学です。

例えば「子どもに勉強させるために強制的に塾に通わせる」といった行為は、他者(子ども)の課題に土足で踏み込んでいくようなもの。

アドラー心理学では、他者の生き方や考え方は変えられないのに他者をコントロールしようとする思いや行動こそが対人関係のトラブルを引き起こすと考えられています。

この教えを説いた「嫌われる勇気」という書籍が2014年にベストセラーとなり、アドラー心理学は広く知られるようになりました。

全体主義で言いたいことが言えなかったり、人のために悩んだり苦しんだりする日本人に勇気を与えてくれる1冊として、今も多くの方々に愛されている書籍です。

皆さまもぜひ、自分軸を大切に自由に生きるためのバイブルとして手元に置いてみてはいかがでしょうか?

まとめ

セルフコーチングの中で最も大切なセルフトークの理解を高めた今回のCMMセミナー。

終盤では、理想的なセルフトークを行うためのワークも出題されました。

  • まずは「知る」「観察する」をやってみてください!
  • 理想のセルフトークを取り入れるために、自分のヒーローの口癖やセリフを書き出してみましょう!

セルフトークを変えれば、自分自身も変わっていきます

ぜひワークを実行して、最高の自分に変化するためのセルフコーチングを身につけていきましょう!

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