鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」は、数百名もの女性起業家が集うコミュニティ。
日本国内のみならず、海外でビジネスを展開しているメンバーも多数所属しており、皆さまのビジネスの発展とメンバー同士のつながりを深く育てることを目指しています。
また、月に2回開催されるセミナーでは、実歩さんの公開コンサルや最新ビジネス情報のシェアなど、毎回盛りだくさんの内容をお届けしているCMM。
本記事では、12月15日(金)10:00より開催された第115回CMMセミナーの様子をお届けします。
前回のおさらい
12月のテーマは「セルフコーチング」です。
まずは、前回の内容をおさらいしていきましょう。
主な学びはこちら↓
- セルフコーチングを身につけると、自分や周囲のネガティブな声に惑わされずにチャレンジができるようになる
- セルフコーチングを行うためには、セルフトークをポジティブな回答につながる質問形式にすることが大切
セルフコーチングには人生を変えていく力があり、セルフコーチングをマスターするためにはセルフトークのコントロールが重要とのお話でした。
セルフトークをコントロールする4つのstep
後編となる今回は、セルフトークのコントロール方法を詳しく解説してくださった実歩さん。
セミナーでは参加者が実際に手を動かしつつ学べるワークをも用意されていました。
セルフトークのコントロールは、以下の4つの手順で行われます。
- 自分がセルフトークをしていると認識する
- 自分のセルフトークを観察する
- ネガティブなセルフトークをやめる
- 理想のセルフトークを取り入れて繰り返す
皆さまもぜひ実践して、セルフトークのコントロール方法をマスターしていきましょう!
Step1.自分がセルフトークをしていると認識する
まずは、自分がセルフトークをしていることを自覚します。
セルフトークとは、誰もが無意識のうちに行っている頭の中の独り言のようなもの。人は1日に数万回ものセルフトークを繰り返しているそうです。
自分がどれだけセルフトークをしているか認識することが、セルフトークをコントロールするための第一歩です。
Step2.自分のセルフトークを観察する
次に、自分がどのようなセルフトークをしているのかを観察してください。
セミナー中は、以下のようなワークが行われました↓
ワークを終えたサロンメンバーのコメントはこちら↓
- 時間に追われてるトークばかりです
- 意識してみると、要らない心配が多かったです
- 子どもに怒ったときに自分を責めてしまいました
- 初めてのチャレンジの前や準備期間中に、ネガティブな声が出ているのに気づきました
一見ネガティブな内容ばかりですが、人は体調が悪いときやつらい状況に置かれているときには、危険を避けるためにセルフトークがネガティブになりやすいもの。
ネガティブになる場合もある自分のセルフトークを理解することが、セルフトークのコントロールにつながります。
Step3.ネガティブなセルフトークをやめる
そして、ネガティブなセルフトークを意識的にやめるようにしていきます。
というのも、自分に言い聞かせている言葉であるセルフトークの内容は自己イメージに大きな影響を与えるため、ネガティブなセルフトークはダメな自分のイメージを作ってしまうから。
ついネガティブなセルフトークをしてしまった場合は「今の言葉はキャンセルです」などと口に出して、直前の言葉を打ち消すのも良いかもしれません。
ネガティブなセルフトークをストップして、意識的にポジティブ思考に変えていきましょう。
Step4.理想のセルフトークを取り入れて繰り返す
最後に、ポジティブなセルフトークを身につけるために理想のセルフトークを取り入れて何度も繰り返し、習慣化しましょう。
具体的には、自分のヒーローの決まり文句や身近にいる人がよく口にする言い回しなど、素敵だと感じる言葉を取り入れると良いとのこと。
ここでは「自分が取り入れたい」と感じるセルフトークを書き出すワークも行われました。
参加メンバーから寄せられた理想のセルフトークはこちら↓
- 全部やるのよ!
- 運がいいから大丈夫!
- 絶対大丈夫だから、見てて!
- 人生はアドベンチャー、起こる出来事はアトラクション!
- 他の誰かになりたがるなんて、あなたという人間の無駄遣いよ
たくさん寄せられた言葉の中には実歩さんも初めて聞いたものや、取り入れたいと思うセルフトークもあったそうです。
なお実歩さん自身は、起業の先生から言われた「全てに対して目的を持つ」という言葉が「(やろうとしていることの)目的は何?」というセルフトークにつながっているとのこと。
自分に対して理想的な声かけが身につけば、自らの力で最高のパフォーマンスを引き出せるようになるでしょう。
セルフトークをコントロールして新しい自分になろう
2回にわたってお届けしたセルフコーチングですが、大切なポイントはセルフトークのコントロールに尽きます。
そのためには、セルフトークを質問の形にするのが最も重要。
人の脳は質問に対して回答を探そうとするので、自分に対してどんな質問をするかによって、引き出される答えが変わるからです。
ネガティブな質問からは、失敗する理由や実行しない理由しか出てきません。
反対に「どうなったら最高なのか?」という問いかけをすれば、自分自身を良い方向に導く答えが見つかるはずです。
セルフトークをコントロールすれば自分をうまく扱えるようになり、理想の自分に近づけるでしょう。
まとめ
12月のCMMセミナーでは、セルフコーチングを学びました。
自分へのコーチングを行い、夢や目標に向かって自分を動かしていくのがセルフコーチング。今回のセミナー内容をもとに、理想のセルフトークを取り入れて習慣づけてみてください。
たくさんの方がセルフコーチングを身につけて、新しい自分で新年を迎えられることをお祈りしています。