鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」は、数百名もの女性起業家が集うコミュニティ。
日本国内のみならず、海外でビジネスを展開しているメンバーも多数所属しており、皆さまのビジネスの発展とメンバー同士のつながりを深く育てることを目指しています。
また、月に2回開催されるセミナーでは、実歩さんの公開コンサルや最新ビジネス情報のシェアなど、毎回盛りだくさんの内容をお届けしているCMM。
本記事では、8月23日(金)10:00より開催された第131回CMMセミナーの様子をお届けします。
前回のおさらい
8月のテーマは「課題をチャンスに変える方法」です。
初回のセミナーで学んだのは、漠然と抱えている課題の解決に役立つ「フィッシュボーン図(特定要因図)」の活用法。
「フィッシュボーン図」とは、魚の骨のような枠に解決したい問題と要因を書き込んだもので、問題を視覚的に解決するのに役立ちます。
セミナー前編では、フィッシュボーン図を使って、実歩さん運営する日本最大朝活サロン「めざチア」が抱えていた課題をチャンスに変える方法を教えていただきました。
フィッシュボーン図を活かしたプロモーションの実例
セミナー後編となる今回は、ビジネスを行ううえで欠かせないプロモーションにフィッシュボーン図を活用した例を紹介してくださった実歩さん。
ちょうどご自身の主力商品である「SNSビジネスの教科書“マイ・メッセージ”」リニューアル版のプロモーション中だったことから、ホットでリアリティのあるお話が伺えました。
まず、今回のプロモーションにあたって実歩さんが作成したフィッシュボーン図はこちら↓
導き出された要素と、それに対する具体的な行動は以下の4点です↓
- 集客:できるだけ多くの人に説明会に参加していただく
- 商品(プロダクト):良い商品を作り、魅力をしっかりアピールする
- コンディション:自分がすべきことに打ち込めるよう、体調を整えてモチベーションを維持する
- 理由:お客さまが「今」お申し込みをする理由と環境を作っておく
それでは、実歩さんがフィッシュボーン図を基に行っているプロモーションの内容を見ていきましょう。
1.集客
まず、説明会の集客のためにメールやメディアでの告知を使い、できるだけ多くの人にご案内をします。
さらに今回プロモーションを行うのはリニューアル版商品のため、過去の購入者にも「また受講したい!」と思ってもらえるような価値提供が求められました。
そこで実歩さんが行ったのは、2024年夏に実施した公開コンサルの様子をいくつかに分割し、音声と解説をメールに添付すること。
定期的にメール配信をする裏側には「添付ファイルを見るためにメールを開く習慣をつけ、商品の期待値を上げる」という意図もあるそうです。
加えて「配信したメールの反響は数字で分析し、次の集客に活かす」とおっしゃる実歩さん。
たしかに、施策を立てて実行するだけでは不十分です。きちんとフィードバックを受け取り、分析と改善を繰り返してこそ集客の精度が上がっていくのですね。
2.商品(プロダクト)
次に商品ですが、今回のプロモーション対象はすでに多くの受講生が成果をあげている教材「マイ・メッセージ」のリニューアル版のため、良い商品であるのは間違いありません。
つまり、課題は「一度購入していただいた方に、いかに“再受講するメリット”をアピールするか」だと言えます。
そこで魅力的な特典を多数用意し、教材の良さをアピールしていく取り組みが検討されました。
- 会員サイトの閲覧期限延長
- 公式サポーターによる週1回(60分)のグループサポート
- 過去の公開コンサル(アーカイブ非公開)の動画プレゼント
他にも、リアル会の予定が公開されたり、シェアキャンペーンが催されたりとリニューアル版マイ・メッセージならではの特典が盛りだくさんとのこと。
このように今までとの違いを明確にすれば、お客さまも「リニューアル版を受講するメリットがある!」と思ってくださるでしょう。
3.コンディション
そして、プロモーションに全力をかけて打ち込めるよう、自分のコンディションを保っておかなければなりません。そのためにはすべてを自分でしようとせず、ある程度はチームメンバーに任せられるような環境作りが重要です。
たとえば実歩さんは、スライドや動画の編集、日程調整などはチームに任せ、告知動画の撮影や説明会の登壇など、自分にしかできないことに注力できる環境を整えているそうです。
つまり、良いプロモーションを行うためには、メインスピーカーの体調やモチベーションの維持も大切な要素ということ。
体調管理などはつい見過ごしがちですが、図に書き込めば大切な要因の一つだと再確認できますね。
4.理由
最後に「商品を購入していただくためには“今申し込みをする理由”が大事」とおっしゃる実歩さん。というのも、せっかく良い商品をプロモーションできても、行動を促さなければ忘れられてしまう可能性があるからです。
今回、実歩さんは、今すぐ受講すべき理由として「ビジネスにとって大事な“2024年ラスト3ヶ月”を有意義に使える」というメリットを前面に打ち出しています。
そして早期購入の割引や受講期間に先駆けた初回セミナーへの参加など、早く行動を起こすことのメリットもたくさん用意し、お客さまの「今、購入したい」という気持ちを引き出す工夫が示されました。
情報に溢れている現在、お客さまの頭の中は常にアップデートされ続けています。だからこそお客さまの背中を押す理由を用意し、すぐに行動を促すような施策を打っていきたいですね!
まとめ
今回のセミナーでは、フィッシュボーン図の活用実例として、鈴木実歩さん渾身の教材「SNSビジネスの教科書“マイ・メッセージ”」リニューアル版のプロモーション方法をお届けしました。
図に描いて可視化すると行動のタスクが整理され、手順よくプロモーションの準備を進められるそうです。
サロンメンバーからは「フィッシュボーン図のおかげで、取り組むべき優先順位が見えてきました!」と、効果を実感する声が寄せられていました。
皆さまもぜひフィッシュボーン図を活用して、新たな可能性を切り開いていきましょう。