CMM大学は、鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」のメンバーが、ビジネスが飛躍する専門知識を学び高め合う場として誕生したプラットフォーム。
月2回の水曜講義では、各分野の専門家からビジネスに役立つ高い見識を得られるとともに、学びや気づきをアウトプットしCMMメンバーと交流する時間も設けています。
CMMのサロンメンバーが講師を務めるCMM大学。
本記事では、2024年10月9日(水)10:00より開催された、第42回水曜講義の様子をお届けします!
講師・木村慈子さんのプロフィール
今回の講師は、ボディコンサルタントの木村慈子さんです。
26歳で開業したアロマサロンが、わずか8ヶ月で予約が2ヶ月待ちになるほどの大人気を博した木村さん。以来、毎日お客様の体を整え、これまでに2万人以上の施術を行ってきた実績をお持ちです。
経歴だけを聞くと順風満帆のように思える木村さんですが「20歳の頃に大きな手術を受け、体調が思わしくない状態が続いていた」とおっしゃいます。そんなときにお母さまからいただいた栄養補助食品を摂取し続けたことで、徐々に体調が良くなり始めたそうです。
この経験をもとに「必要な栄養を入れてあげると、身体もメンタルも変わる!」と気付き、食や身体に関して学び始めた木村さん。
現在は、オンラインで講師を育成する「陰陽五行ビューティーアカデミー」主宰やビューティサロンBrush UPの運営と、幅広い活動をされています。
今回の講義では、そんな木村さんが「ビジネスを継続するために必要なカラダの作り方」を教えてくださいました。
ビジネス継続の秘訣は「自分を信じる力」
本題に入る前に、起業家の実情を話してくださった木村さん。
日本金融政策公庫(民間金融機関の取組みを補完し支援する政策金融機関)が発表した、2022年度の女性の起業率は24.5%。これは過去最高の数値です。
一方で、中小企業庁によると起業家全体の廃業率は1年後で37.7%、10年後には88.4%にのぼっています。
この数字は、起業家が日々直面する厳しい現実を示していると言えるでしょう。
実際、木村さんも2024年2月頃に事業倒産の危機に直面し、当時は他者と比べて業績の上がらない自分を否定したり「こんな悩みを打ち明けたら、人が離れていくのではないか?」と思い悩んだりしていたそうです。
しかし勇気を出して周囲に助けを求めたところ、たくさんの方から応援していただき、少しずつ自己肯定感が回復するとともに状況も好転したのだとか。
この経験を経た木村さんは「ビジネスを継続する秘訣は、自分を信じるチカラ」だと実感したとのお話でした。
自分を信じるチカラは、自分の軸がしっかり整ったマインドやカラダから生まれます。すると自分の行動に自信が持て、自己肯定感を上げていけるのだそうです。
「自信がつくカラダ」の作り方
自分を信じるためには、まずしっかりとカラダを整えることが大切です。
「カラダを整える」というと、体質に合ったものを食べたりシェイプアップに励んだりしがちですが、本当に自信をつけるためには自己肯定感を高める必要があるのだそうです。
ここからは、自己肯定感を高めるための方法を一つずつ解説していきます。
◆「セルフコンパッション」で自己肯定感をあげる
まずは、自分を慈しみ、愛して「セルフコンパッション」を高めること。あるがままの自分を受け入れ、自分に優しくすることができれば、自己肯定感が高まりストレスや不安が軽減されるのです。
なお、セルフコンパッションを実践するためには、瞑想やヨガなどを通じて自分と向き合う時間を設けるのが良いとのこと。あたかも他人を労うように、自分にも思いやりを持って接してみてください。
◆自信が持てない原因は「松果体」の石灰化
次に、木村さんは日内リズム(体内時計)をつかさどる脳の働きについて教えてくださいました。
さまざまな機能を持つ脳ですが、なかでも脳の中央付近にある「松果体」は、メラトニン(睡眠を促進するホルモン)を生成・分泌する大切な部分。人間は睡眠サイクルから体内時計を調節しているため、質の高い睡眠をとることで自律神経が整い、カラダ全体を良い状態に保つことができます。
しかし近年は、松果体の石灰化(機能阻害)が問題視されており、松果体が石灰化すると、混乱や不安、妬みなどマイナスの波動に共鳴しやすくなるという説も…。つまり不安に駆られたり行動が続かなかったりして自分に自信が持てない原因の一端は、松果体の石灰化にあるということ。
そこで木村さんは、石灰化した松果体を正常な働きに戻す方法を教えてくださいました。
◆カラダを整えて自己肯定感を高める
その方法とは、自己ケアをしながらセルフコンパッションを高めて自分を好きになること。自分の努力が結果につながれば自信がつき、自分のカラダを愛せるようになります。
具体的な手順はこちら↓
- 自分がコンプレックスを感じているカラダのパーツを挙げる
- どうやったらその部分を好きになれるか?を考える
- 嫌いなパーツを好きになれるようにメンテナンスを行う
- メンテナンスによって起こった変化を感じる
- 「嫌い」が「好き」に変わって自己肯定感がアップする
さらに木村さんは、上記のワークを実際にやってみたときの様子を教えてくださいました↓
- バストにコンプレックスを感じていた
- 「バストが大きくなり、形が整えば好きになれるはず」と考えた
- ナイトブラでバストケアを実施した
- 3ヶ月でバストが2サイズアップし、形も良くなった
- 嫌いだったバストに愛着がわき、頑張った自分を褒めることができた
このように自分と向き合い、カラダを改善しようとする努力が成果につながり、同時に継続力も養われていきます。あわせて自己肯定感も高まるため、ビジネスにも良い影響が生まれてくるようになるのです。
正に「自分に自信がつくカラダ作り」こそ、ビジネス継続の秘訣と言えるでしょう。
受講者の声
今回も受講者の皆さまから、たくさんのコメントをいただきました↓
30年もビジネスを継続するのは本当にすごいです!
京都に拠点ができたのは木村さんのサロンのお陰です!
素直になって弱さを出せた木村さんは、さらに素敵です!
松果体、聞いたことはありましたが、大事な部分だと学べてよかったです!
皆さまにとっても、良い刺激となったようです。
まとめ
今回はCMM大学第42回水曜講義「ビジネスを継続するチカラを身につけるカラダの作り方」をお届けしました。
皆さまも、日々の自己ケアやセルフコンパッションを通して自己肯定感をアップさせ、ビジネスを継続する力をつけていきましょう。
最後に、木村慈子さん、このたびは素晴らしい講義を本当にありがとうございました!