鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」は、国内外から450名以上が在籍するコミュニティ。ここでは、参加メンバーのさらなるビジネスの発展と、メンバー同士のつながりを深く育てることを目指しています。
CMMでは月2回・隔週金曜日にあらかじめ設定されたテーマにそってセミナーや公開コンサルを実施。さらに、実歩さんからの最新ビジネス情報および近況の共有、メンバーからの成果報告など毎回内容は盛りだくさんです。
本記事では、2023年6月2日(金)10:00より開催された第102回CMMグルコンの様子をお届けします!
LINEを販売に活用するための前提知識
今回のグルコンテーマは「LINE販売力」です。
日本の総人口のうち75%が利用しているLINEはユーザーの年齢層も10代〜60代以上と幅広く、今や日本で最も使われているコミュニケーションツール。
よって近年では、ビジネスにおいても欠かせない存在になってきています。
そこで実歩さんはまず、LINEの特徴やビジネスにおいて活用する際に知っておくべきことを解説してくださいました。
◆「プッシュ型ツール」のLINEはセールスに最適
大前提として、顧客にアプローチする方法は「プッシュ型」と「プル型」の2種類に分かれています。
「プッシュ型」は見込み客に直接アプローチするスタイルのもので、LINEやメルマガはこれに当たります。一方で「プル型」はInstagramやTwitterなど、相手からの接触を待つもののこと。
そして近年では、多くの有名ブランドやショップが公式LINEを使って登録者にセールスを実施し、通知を受けた顧客がネットや店舗で商品を購入する仕組みがポピュラーになってきました。
一昔前はセールスや顧客リスト獲得といえばメルマガ一択だったものの、今ではLINEが主流になりつつあるのですね!
だからこそ、セールスではLINEやメルマガなど「プッシュ型のツール」で販売の仕組みを作ることが大切と言えます。
◆顧客リストの管理にはリスクヘッジが必要
とはいえ、LINEにはデメリットも存在します。
それは何らかの理由により運営会社からアカウント閉鎖(通称:垢BAN)措置がとられてしまうケースがあること。そうなると、取得した顧客リストは全て失われてしまいます…。
よって、LINEだけに頼らずメルマガも併用してリスクヘッジしておくことが大切。
メルマガは垢BANのリスクが低いため、一度メールアドレスを登録してもらえれば顧客リストを安全に管理できます。
LINEを登録してもらったらメルマガへの登録も促し、リスク管理していきましょう!
販売力が高まるLINEの作り方4ステップ
続いて実歩さんは、販売力が高まるLINEの作り方を4ステップで紹介してくださいました。
◆STEP1.見込み客だけに届ける
まず、プロモーションでの配信は顧客リスト全員ではなく見込み客だけに届けること。
あらかじめリストを分岐しておくことで、必要としていない人にセールスの案内が届くのを避けられます。
なお、仮にLINEの登録者数が少ない場合でも分岐させるのがポイントです。
すると、より濃いファンに情報を届けられるのでセールスの効果が高まるとのお話でした。
◆STEP2.LINEを開いてもらう
またプロモーションでは複数回にわたってメッセージを送り、LINEを開いてもらう工夫をしましょう。
というのも、実歩さんの経験上、こちらが通知したつもりでもプロモーション後に「気が付きませんでした」との声が必ず届くのだそうです。
よって締切日時や「締切まであと〇〇分」などのお知らせは、できる限り小まめに行うのが鉄則。
「通知の数が多くて、迷惑にならないかな?」と思うかもしれませんが、そもそも配信の対象者は情報が欲しいお客さまなので問題ありません。
さらに、通知を開いてもらうためにはサムネイルの内容を工夫する必要があります。
公式LINEを開かなくても通知だけで内容が伝わるように、本文の1〜2行目には具体的な情報を記載しましょう。
冒頭文の例はこちら↓
- 明日6/2(金)17時からセミナーを開催します!
- 【締め切りまであと〇時間】最終のご案内です!!
するとサムネイルで簡潔に情報が伝わるため、興味があればすぐに通知を開いてもらえるようになります!
◆STEP3.LINEをデザインとして書く
また、通知を開いた相手が本文を読む気持ちになるよう、配信全体のデザインやバランスを意識することも大切です。
特に長文メッセージは読み手にプレッシャーを与えてしまうため、改行や余白を入れて読みやすく整えましょう。
ときには文章だけでなく画像や動画などを添付すると目にとまりやすくなり、より効果的です。
特にプロモーションにおいては画像や動画を積極的に使うと、情報を受け取ってもらえる確率も高まるでしょう。
◆STEP4.期間内に購入してもらう
そして、プロモーションの申込期間は短く設定するのもポイントです。
というのも、人が動くのは大抵最初と最後だけだから。つまり、申込期間を長く設けても悩む時間を与えるだけなのです。
例えば実歩さんは「SNSビジネスの教科書“マイ・メッセージ”」の申込期限を48時間に設定しました。
その短い期間中に、追加の動画配信やお客様の声の紹介、カウントダウンを設定して盛り上がりを作っていくことで行動を後押ししたのだそうです。
なお、締切の30分〜1時間前は質問や申込の集中、決済エラーなどが生じるケースが珍しくありません。
こうした傾向やトラブルを想定しつつ、締切から逆算してプロモーションを組み立てていきましょう。
LINE販売力を高めるプラスアルファのテクニック
最後に実歩さんは、LINE販売力を高めるプラスアルファのテクニックを教えてくださいました。
1.送信名義は事務局と分ける
まずは、送信内容にあわせて自分名義と事務局名義を使い分けること。
例えば以下のような内容は、事務局名義で配信や対応を行うのがベターです。
- お知らせ
- 決済方法のご案内
- 問い合わせ
一方で、自らの言葉で届けたいメッセージは自分名義で配信しましょう。
また、それぞれどちらの発信か明確にわかるよう文末に明記しておくと良いそうです。
事務的な内容と起業家からのメッセージを明確に分けることで組織として運営していることが伝わり、お客さまの信頼度がアップする効果も狙えます!
2.販売後はお礼のメッセージを送る
また、商品のプロモーション後は全員にお礼のメッセージを送ることも大切です。
すると、購入していないお客さまにも良い印象を残せるでしょう。
実際に実歩さんは「SNSビジネスの教科書“マイ・メッセージ”」のプロモーション後はお礼メッセージをYouTubeの無料動画プレゼント付きで配信したとのこと。
このようにお礼のメッセージで幕を閉じれば、時間をおいてLINEを開いたときにプロモーションの名残が残らず、お礼の言葉が残っている状態に保つことができます。
実歩さんの細部まで行き届いた配慮に、サロンメンバーからは感動の声が届いていました↓
まとめ
今回のグルコンは「LINE販売力」をお届けしました。
実践的かつ密度の濃いセミナーに、サロンメンバーからたくさんの嬉しいコメントもいただいております↓
なお、次回のグルコンはホームページ作成サービスを提供している「株式会社ペライチ」さまの特別セミナーをお届けします!
自分だけの販売用ホームページ(LP)を決済機能付きで簡単に作れてしまうペライチ。
すでに活用中のメンバーも数多くおられ、特別セミナーへの期待の声が寄せられていました↓
どのようなお話が聞けるのか、とても楽しみですね!