コミュニティに必要なのは「コンセプト」と「差別化」~CMMセミナーレポート~

鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」は、数百名もの女性起業家が集うコミュニティ

日本国内のみならず、海外でビジネスを展開しているメンバーも多数所属しており、皆さまのビジネスの発展とメンバー同士のつながりを深く育てることを目指しています。

また、月に2回開催されるセミナーでは、実歩さんの公開コンサルや最新ビジネス情報のシェアなど、毎回盛りだくさんの内容をお届けしているCMM

本記事では、11月17日(金)10:00より開催された第113回CMMセミナーの様子をお届けします。

新プログラムのリリースが決定!

まずは実歩さんから、新しいプログラムについての発表がありました。

気になるその内容は「セレンディピティ」に関するものなのだとか…。

早速、詳しくみていきましょう!

◆「セレンディピティ」とは?

セレンディピティとは「思いもよらなかった偶然がもたらす幸運」を意味する言葉です。

実歩さんがこの言葉を知ったきっかけは「セレンディピティ 点をつなぐ力」という書籍との出会いでした。

書籍によると、セレンディピティを意識して行動すると点と点がつながるように物事が連鎖し、運を結果につなげることができるそうです。

その結果、想定外のアクシデントですら「幸運なサプライズ」として受け止められるようになるとのこと。

自分のマインドを変えて行動を起こしていけば、幸せに満ちた人生が手に入るのですね!

◆意識を変えるとさまざまなセレンディピティに気づく

そして「たくさんの人にセレンディピティを知ってもらいたい!」と考えた実歩さんは、早速「めざチア」で書籍を紹介。その際に、皆さまにセレンディピティを意識してみよう!と呼びかけました

めざチアの様子はこちら

ハプニングをチャンスに変える方法とは?

また、ご自身もセレンディピティを意識して生活をした結果、まさに点と点がつながっていくような体験ができたそうです。

例えば、先日ハワイ在住の女性起業家・イゲット千恵子さんとお会いしたとき、イゲットさんから「次は沖縄のイベントにあわせて来日する」とお聞きした実歩さん。

そのすぐ後に、沖縄のイベント主催者であるマツダミヒロさんから連絡があり「“沖縄”というキーワードでつながっている!」と感じたそうです。

出典:マツダミヒロ事務所株式会社Instagram
イベント主催者のマツダミヒロさんは、沖縄在住のベストセラー作家。実歩さんとも旧知の仲です!

ミヒロさんにイゲットさんが参加するイベントの日程を聞くと、奇跡的にスケジュールが空いていたため、急遽実歩さんも参加を決めたとのこと。

沖縄でもたくさんのセレンディピティと出会えそうな予感に、胸を弾ませているご様子でした。

◆「一瞬の閃き」を形にした新プログラム

他にも数々のセレンディピティ体験を得て、意識が変化してきたときに「私、セレンディピティを使ったプログラムを作りたい!」と閃いた実歩さん。

この一瞬の閃きを形にした新プログラムは、体験とアウトプットを繰り返す実践型にするそうです。

実歩さん曰く、セレンディピティは出た瞬間に消えていくのだけど、次々と生まれてくるシャンパンの泡のようなもの。

だからこそ、湧いて出たアイデアや降ってきた幸運を逃がさずにキャッチできる自分であることが大切です。

実歩さんの新プログラムに参加すればセレンディピティを意識するマインドが自ずと身についたり、閃きをどんどん形にして夢を実現できたりしそうですね!

コミュニティ運営はコンセプト設定と差別化が大切

続いて、公開コンサルの様子をお届けします。

今回はコミュニティに関する質問が2つあったので、まずはそれぞれ紹介していきます。

1.コンセプトの設定が大切

1つ目は「コミュニティの人数が増えたときに、コンテンツの内容をどう変えていけばいいのでしょうか?」というご質問です。

これに対して実歩さんは「まずはコミュニティのコンセプトを明確にしましょう」とおっしゃいます。

その際は「コミュニティに所属することでどんな自分に変化できるのか、どんな部分が成長できるのか」にスポットを当てて考えると良いそうです。

具体的な手順はこちらの通り↓

  1. 少人数でやってきたときとは違う、新しいコンセプトを定義し直す
  2. 新しいコンセプトにあわせてカリキュラムや運営方法を決める
  3. 運営のために必要な人材や稼働時間を考える

するとメンバーの意識が変わり、コミュニティがさらに拡大していくとのお話でした。

2.ほかのコミュニティとの差別化を意識する

続いては「コミュニティから女社長を100人輩出するためには、どのような方法で募集をかけるべきでしょうか?」とのご質問です。

質問者曰く、法人を設立して社長を目指す女性をコミュニティに集めたいとのこと。

これを聞いた実歩さんは「女性起業家向けのコミュニティはたくさんあるから、他との明確な差別化が重要」と伝えたうえで、以下のような点をアピールすると良いのでは?と提案されます。

  • 税理士や弁護士など、法人設立に必要な人脈を提供できる
  • 法人設立までのステップを教えられる

また、法人化できるのに「個人事業主のままで良い」と考えている人に対して、法人を設立すべき理由や、社長になると何が変わるのかなどを伝えるのも有効です。

そうして「社長になりたい!」と思う女性起業家が増えればコミュニティの集客につながるうえ、メンバーの熱量も上がっていくでしょう。

「何を提供している人なのか」を明確に

最後は「ファン化するときのポイントを教えてください」というご質問です。

リアルイベントの参加者が増えないことを悩んでいる質問者。

これに対して「まずは“自分の近くにいるとどんな情報が得られるのか”を明確にすることが大切」と実歩さんはおっしゃいます

例えば、自身の体験した美容情報やレビューを発信している人の周りには、美容に関するリアルな情報を求めている人が集まります。

また、自らの体験を語ることで信頼度がアップするため、新たな仕事のチャンスも発生するでしょう。

実歩さん曰く、人はいつでも「自分にとって役に立つ情報」を求めているもの。

よって、まずは人の悩みに寄り添い、それを解決するための情報を提供するのが先決です。

人から必要とされるコンテンツを出していけば、結果として集客につなげられるとのお話でした。

まとめ

公開コンサルを中心に行われた、11月のCMMセミナー。

同じコミュニティに属する仲間が抱えている問題や悩みを通して、多くの気付きや学びが得られたのではないでしょうか?

また、11月も終わりに近づいた今は「1年の振り返りの時期だ」と感じる方も多いでしょう。

しかし実歩さんは振り返るだけではなく、新プログラムの開発や始動など、すでに来年に向けて行動を起こしています

実歩さんの新プログラムの力を借りつつ、新年と共に新たな人生を迎える皆さまの姿を思い浮かべると、運営一同楽しみでなりません。

これからもCMMで最新情報をインプットして、起業人生を切り拓いていってくださいね!

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