業務スピードを劇的にアップさせる「ChatGPT」の使い方~CMMセミナーレポート~

鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」は、数百名もの女性起業家が集うコミュニティ。

日本国内のみならず、海外でビジネスを展開しているメンバーも多数所属しており、皆さまのビジネスの発展とメンバー同士のつながりを深く育てることを目指しています。

また、月に2回開催されるセミナーでは、実歩さんの公開コンサルや最新ビジネス情報のシェアなど、毎回盛りだくさんの内容をお届けしているCMM。

本記事では、7月5日(金)10:00より開催された第128回CMMセミナーの様子をお届けします。

ChatGPTを使えば仕事の効率が格段にアップする!

1か月ごとにテーマを決めて開催しているCMMセミナー。

7月のテーマはこちらです↓

忙しい日々を過ごされている起業家の皆さまにとって、時間の有効活用は重要な課題の一つでしょう。

そこで今回、実歩さんは「ChatGPTを活用して効率的に仕事を進めていく方法」を教えてくださいました。

◆ChatGPTとは?

セミナー冒頭で「ChatGPTはIT業界の流れを大きく変えていく!」とおっしゃる実歩さん。

そもそもChatGPTとは、人工知能(AI)の一種で自然言語処理に基づいて会話や質問に応答するプログラム。具体的には、ユーザーの質問に対する回答を膨大な情報の中から的確かつ迅速に導き出してくれるシステムです。

ビジネスシーンでChatGPTを活用するメリットはたくさんあり、起業家やクリエイターなど、既に多くの人が活用しています。

なかでも特筆すべきなのは、ChatGPTを利用すれば業務の時間を短縮できること。実歩さんによるとChatGPTを利用する人たちは、業務時間の30%を節約できたと感じているのだそうです。

なお、野村総合研究所の調査によると、日本におけるChatGPTのドメイン「Openai.com」のトラフィックシェアは第3位。国民の7割弱に認知されているChatGPTは、ぜひ積極的に活用していきたいアイテムですね。

◆ChatGPTが得意なこと3つ

続いて実歩さんは、業務に役立つ「ChatGPTの得意分野」を3つ紹介してくださいました。

  1. 情報のリサーチ
  2. 分類とカテゴライズ
  3. 情報の要約と抽出

まず情報のリサーチにおいて、ChatGPTは幅広いトピックを瞬く間に検索し、質問に素早く対応してくれます。

また、テキストやデータを分析して適切なカテゴリに分類する能力も備えており、主観を排除した信頼性の高い結果を導き出してくれると評判です。

さらに、長文の要約や膨大な情報の中から重要な部分だけを抽出するのも得意なChatGPTは、議事録やレポート作成などにとても役立つシステムと言えるでしょう。

ChatGPTを活用すれば、多くの情報から必要な部分をピックアップする手間が省けるため、業務スピードが飛躍的に向上するといっても過言ではありません。

CMMメンバーのChatGPT活用例

ここで、セミナーにリアタイ参加していたCMMメンバーに、ChatGPTの活用方法をシェアしていただきました。セミナー中に設けられたブレイクアウトルームで、素晴らしい使い方を披露してくださったお二人です。

◆リアルな英語への翻訳

まずは、情熱出版プロデューサーの北野三保子さんです。

日本のママ向けに書いた本をChatGPTで英訳し、アメリカのママたちに届ける試みをしているという北野さん。

驚くべきことに、ChatGPTは「アメリカの文化に合わせて翻訳して」「親しみやすい言葉を使って翻訳して」など、北野さんの細かいリクエストにも応えてくれるのだとか。

さらに商品開発にもChatGPTを活用。必要な情報をインプットすることで、ターゲット(未来のお客さま)の悩みやニーズを導き出しているそうです。

◆自分の情報でカスタマイズ

続いてお話を聞かせてくださったのは、英語コンサルタントとして活躍されているクレアさんです。

クレアさん曰く「ChatGPTを上手に使いこなすには自分(利用者)の情報を詳しくインプットするのが重要」とのこと。具体的な情報を教えることで、クレアさん専用のChatGPTに育てているのだそうです。

実際にクレアさんがChatGPTにインプットしている情報の例↓

  • 名前
  • 性別
  • 年齢
  • 経歴
  • 家族構成
  • 使命
  • 仕事の内容
  • セミナーの目的
  • どんな商品を扱っているか

最近では、ご自身のセミナーの内容をChatGPTに相談し、自己紹介からまとめまでの構成と時間配分をアドバイスしてもらったのだとか。

皆さまも、ぜひ詳しい情報をインプットした自分専用のChatGPTを、資料作りの時短に役立ててみてください。

実例:ChatGPTを使っためざチアの資料作り

最後に実歩さんは、6月24日に「めざチア」で使用した資料作成時の手順を例として、ご自身のChatGPT活用法をレクチャーしてくださいました。

実際に、実歩さんが行った作業はこちら↓

STEP
セミナーの内容を決める

このときのテーマは「生配信直前に行ったインスタライブ対談のシェア」

STEP
インスタライブの動画データをダウンロードする

ブラウザや専用アプリを使用

STEP
動画の文字起こしをする

自動文字起こしサイトを使用すれば、すぐにPDFファイルができる

STEP
得られた文字データChatGPTに読み込ませる

PDFファイルをアップロードするだけ

STEP
ChatGPTに情報を貰う

トピックの抜き出しから、セミナーの構成案まで作ってくれる

すぐにできる簡単な作業ばかりなので、実歩さんはミーティングの合間のわずか10分ほどで作業を終えられたそうです。

常々「仕事はとにかく早く終える癖をつけることが大事!」とおっしゃっている実歩さん。ChatGPTを活用して早く仕事を終わらせたら、余った時間は好きなことに使えますね。

まとめ

今回のセミナーでは、効率的に仕事を進めるためのChatGPT活用方法をお届けしました。

限られた時間の中で効率よく作業を進めることは、起業家にとっては必要不可欠。その手助けとなるのが業務スピードを格段にアップさせるChatGPTです。

メンバーの皆さまからは「仕事が早くなりそう!」「人生が激変しそうです!」などの嬉しいお声をいただき、早速ChatGPTを活用したいという意気込みが感じられました。

皆さまも最新のAI技術を使いこなし、業務効率の向上と時間の有効活用を目指してみてください。

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