コラボライブを活用して認知を広げよう~CMMセミナーレポート~

鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」は、数百名もの女性起業家が集うコミュニティ。

日本国内のみならず、海外でビジネスを展開しているメンバーも多数所属しており、皆さまのビジネスの発展とメンバー同士のつながりを深く育てることを目指しています。

また、月に2回開催されるセミナーでは、実歩さんの公開コンサルや最新ビジネス情報のシェアなど、毎回盛りだくさんの内容をお届けしているCMM。

本記事では、10月18日(金)10:00より開催された第135回CMMセミナーの様子をお届けします。

前回のおさらい

毎月テーマを決めてお届けしているCMMセミナー。10月のテーマは「影響力を高めるコミュニケーション術」です。

コロナ禍が明けた今、オンラインビジネスではライブ配信を使ってお客さまとコミュニケーションをとることが大切。前回のセミナーでは、影響力を高めるライブ配信テクニックを3つ教えていただきました↓

  1. ライブ配信で経験や知識をアウトプットする
  2. 最初にライブ配信のテーマを伝える
  3. 参加者の名前を呼びコメントを拾う

ライブでしか味わえない臨場感は、お客さまを惹きつけて信頼関係を築くのに大切な要素。ローンチや集客のタイミングだけではなく、普段からライブ配信を行う習慣をつけておきましょう。

影響力を高めるためにコラボライブを活用しよう

そして、配信を通じて影響力を高めていくためには、コラボライブがおすすめとのこと。影響力を持った方とコラボすることで、相手のフォロワーに自分を知ってもらえるからです。

ただし、コラボライブはあくまでも認知度を高めるための施策。お相手のフォロワーさんに自分を知ってもらうきっかけに過ぎません。

よって、コラボ後は単独でのライブ配信でコミュニケーションをとって信頼関係を築いていく必要があります。

単独ライブとコラボライブの両方を上手く活用してこそ、多くの人に自分を認知していただきコミュニティを広げていけるのですね。

コラボを喜んで受けていただくためのオファー方法

続いて、コラボ相手にオファーする際のポイントを教えてくださった実歩さん。お相手に喜んでいただけるようなオファーをしなくては引き受けてもらえないからです。

どういう情報があれば相手が「コラボに参加したい」と思えるのかをしっかりと考え、気づかいや配慮を忘れずにオファーをしましょう。

ここで実歩さんは、自身が「喜んで!」と参加したオファーの例を2つ紹介してくださいました。

◆相手の気持ちに寄り添う

まず、8月に新著「戦略的いい人 残念ないい人の考え方」を発売した唐仁原けいこさん(通称けーりんさん)から実歩さんがいただいた、出版記念対談のオファーです。

出典:Instagram

DMの内容は、実歩さんが最近配信した韓国滞在の様子についての感想から始まります。今の状況に対しての一言があるだけで「自分に対して声をかけてくれている」という気持ちになれるでしょう。

次に「本を出します」という話になるのですが、出版記念ライブの出演オファーをする前に「一冊献本させてもらいたい」という一言が入ります。プレゼントしていただける、というのが嬉しいですよね。

さらに、気になるほかの出演のメンバーも紹介したうえで「可能であればお願いしたい」と、断っても気まずくならないように締めくくる心遣い。忙しい方なのにもかかわらず、自らDMを送っているところにも配慮が感じられます。

コミュニケーション力の高い唐仁原さんのDMを「すごく上手だと思います!」と、実歩さんは絶賛していました。

◆相手のメリットを提示する

次に実歩さんが紹介してくださったのは、世界を繋ぐニューリーダーYURIさんからいただいたInstagramのDMです。こちらも出版記念イベントでの対談オファーだったそうです。

YURIさんは、自分の本を前面に出すのではなく大きいテーマを決めてのオンラインイベント「ママが太陽プロジェクト」を企画。より困っている方々に情報を届けようという、抽象度の高いテーマで人を集めているのが「すごくYURIさんらしい」と実歩さんはおっしゃいます。

出典:Threads

YURIさんからのオファーには、イベントの際にはコラボ相手のことをフォロワーにしっかり伝える旨が書かれており、コラボ相手に提供できるメリットをきちんとアピールできているのが分かります。

加えて「忙しいのは承知しておりますが、30分だけ」と具体的な所要時間も書くなどの配慮もされていたYURIさん。

どこまでも相手目線のオファーを見た実歩さんは「喜んで出演させていただきます」とお返事したそうです。

配信で大切なのは目的意識

また単独・コラボにかかわらず、ライブ配信をするなら目的意識をしっかり持っておくのも大切。ライブ自体で収益をあげるライバーと違い、起業家はお客様に行動していただく必要があるからです。

たとえば実歩さんは、先日アメリカを訪れた際に現地から頻繁にライブ配信を行いました。その目的は、来年1月に開催する日米起業家カンファレンス「Beyond the Box」のプロモーションにつなげるためです。

アメリカで活躍する起業家と実際に交流する様子や現地の風景などを配信すれば、視聴者はカンファレンスに対する具体的なイメージを抱けるでしょう。さらに、実歩さんの熱量や想いも伝わります。

ライブ配信では視聴者とコミュニケーションをとるだけでなく「相手に行動を促す」というゴールを意識することが大切なのですね。

まとめ

今回のセミナーでは、ライブ配信を通じて多くのお客さまに認知していただく方法をお届けしました。

フォロワーとの絆を強くする単独ライブと、相手のフォロワーにも視聴していただけて多くの方と交流できるコラボライブ。両方を組み合わせてこそ、自身のコミュニティを上手に広げていけるのです。

皆さまもライブ配信を上手に活用して、多くの方に自分を知っていただきましょう。

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