鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」は、数百名もの女性起業家が集うコミュニティ。
日本国内のみならず、海外でビジネスを展開しているメンバーも多数所属しており、皆さまのビジネスの発展とメンバー同士のつながりを深く育てることを目指しています。
また、月に2回開催されるセミナーでは、実歩さんの公開コンサルや最新ビジネス情報のシェアなど、毎回盛りだくさんの内容をお届けしているCMM。
本記事では、1月24日(金)10:00より開催された第141回CMMセミナーの様子をお届けします。
前回のおさらい
「お申込みに直結するセミナー台本の作り方」をテーマにお届けしている、1月のCMMセミナー。
セミナー前編では、少人数と対面で行うリアルセミナーの重要性と作り方を教えていただきました。
少人数のリアルセミナーではお客さまとの信頼関係を構築し、濃い見込み客が獲得できます。さらに商品の内容をワークで体感していただければ、お申込みにつながりやすくなるとのお話でした。
- テーマやタイトルを決める
- 告知文を作る
- 台本を作る
また、少人数のリアルセミナーから高額商品の売上につなげるためには、しっかりと台本を用意する必要があります。
そこで後編となる今回は、台本の作り方を詳しく教えていただきました。
基礎となるタイムテーブルを用意する
まず必要なのは、時間配分をしっかりと考えたタイムテーブル。
時間配分を見誤ることがないよう、開始から終了までの流れを設定して、しっかりと最終的なゴール(個別面談のお申込み)へ導く流れを作りましょう。
ここでのポイントは、序盤にしっかりとセミナーの全体像を説明しておくこと。
はじめに「自分はどんな話を聞きにきているのか」「(お客さまの)ゴールは何か」をきちんと説明しておくことで、参加者の目的意識が高まります。
何をどんな順序で行うのかだけでなく、何を得られるのかも説明しておくことが重要なのですね。
お客さまをゴールへ導くための詳細な台本
タイムテーブルができたら「何を」「どのタイミングで」「どう話すか」を書いた詳細な台本も作っておきましょう。
具体的には、以下の2点を盛り込むと良いそうです↓
- 信頼される要素を入れた自己紹介
- ゴールへ導くセールス
それぞれ詳しくみていきましょう。
①信頼される要素を入れた自己紹介
自己紹介では、あなたの実績と人柄を伝えることを意識してください。セミナーの参加者は、まだ主催者(あなた)のことをあまり知らない状態です。これまでのキャリアや価値観、活動内容などを詳しく説明し、お客さまとの信頼関係を構築しましょう。
自己紹介で「先生」として振る舞ってこそ、お客さまは次のステップへと進んでくださるのです。
②ゴールへ導くセールス
続いて、セールスのパートでは商品の中身を伝えるだけではなく、セミナーの目的にも焦点を当てることが肝心。
セミナーはあくまでもお試しの場であり、最終的なゴール(個別面談のお申し込みや商品の購入)に導くためのステップだからです。
よって、セミナーだけで問題解決をするのではなく、個別面談やその後にある商品とセットである旨をしっかりと説明する必要がるということ。
そのうえでお試しワークを用意し、お客さまに「変化」を体感していただければ「この商品が欲しい!」という気持ちを引き出せるでしょう。
なお、個別面談へのお申込みを確実に獲得するためには、休憩前にご案内するのが効果的とのこと。
加えて、セミナー参加者だけの特典をつけるなどの工夫をして「いま申し込まなきゃ!」という雰囲気を作るのが良いそうです。
ブラッシュアップを繰り返してこそ良い台本が作れる
セミナーが無事に終わると安心して満足してしまいがちですが、必ず振り返りを行って台本のブラッシュアップを行うことも大切です。
「今は疲れているから」と後回しにせず、セミナーの記憶が新しい当日中に振り返りを行い、改善点をまとめましょう。
これまで多くのセミナーを成功させてきた実歩さんも、振り返りの時間を必ず設け、改善点を次に活かしているそうです。
より良い結果を生み出すために、PDCA(Plan→Do→Check→Action)をきちんと回していきましょう。
まとめ
今回のセミナーでは、売上につながるセミナー台本の作り方をお届けしました。
参加してくださったお客さまとの信頼関係をしっかりと築き、「変化」を体感していただければ、お客さまは安心して次のステップへ進めるはず。
お互いにとってベストな結果につなげるためにも、要点をおさえた台本作りを意識してみて下さい。