最短ルートで成功へ導く【3タイプ診断】~CMMセミナーレポート~

鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」は、数百名もの女性起業家が集うコミュニティ。

日本国内のみならず、海外でビジネスを展開しているメンバーも多数所属しており、皆さまのビジネスの発展とメンバー同士のつながりを深く育てることを目指しています。

また、月に2回開催されるセミナーでは、実歩さんの公開コンサルや最新ビジネス情報のシェアなど、毎回盛りだくさんの内容をお届けしているCMM。

本記事では、3月7日(金)10:00より開催された第144回CMMセミナーの様子をお届けします。

自己分析は成功への近道

3月のCMMセミナーテーマは「3タイプ診断&ゼロからスケールの具体的戦略」です。

セミナー前編となる今回は、起業初期に欠かせないタイプ診断と、その活用方法について教えていただきました。

適性診断がビジネス成功のカギを握る

はじめに「ビジネスで効率よく成果を出すためには、自分のタイプ(適性)を知っておくことが重要」とおっしゃる実歩さん。

情報化社会である現代、ノウハウ先行でビジネスを始めてしまう方は多いでしょう。しかし、人にはそれぞれ向き、不向きがあるため、誰かが作った「型」が自分にフィットするとはかぎりません。

さらに、自分に向いていないことからスタートすると成果が出づらいため、モチベーションが下がったり、自信を失ってしまったりして、ビジネスを継続できなくなる恐れもあります。

実歩さんも過去に「会社員でもやりやすい」という理由でアフィリエイトや物販をしていた経験があるものの、一人で黙々と作業するのを苦痛に感じ、長く続けられなかったとのこと。

そこでコンサル業務にシフトチェンジしたところ、実歩さんの人を惹きつける才能と魅力が開花し、グンと収益を上げられたのだそうです。

よって、ビジネスで軽やかなスタートを切り、早々に成果を出すためには適性診断が欠かせないと言えます。

あなたの適性が分かる「3タイプ診断」

次に、ビジネスプロデューサー歴11年を誇る実歩さんが独自で作成した3つのタイプと、それぞれの特徴、診断方法がシェアされました。

3タイプ診断は「サポートパートナー」「フロントランナー」「クリエイター」の大きく3つに分類され、さらにクリエイタータイプは「職人型」と「スキル提供型」に分かれます。

それぞれ詳しくみていきましょう。

1. 寄り添い、支える「サポートパートナータイプ」

サポートパートナーは、クライアントがスムーズに事業を進めるための支援や、クライアントの負担を軽減する業務を得意とするタイプ。

具体的な仕事内容は、調整や事務作業、運営や進行サポートなどです。

サポートパートナータイプの特徴はこちら

  • 気配り・サポート精神がある
  • コツコツと作業を進めるのが得意
  • 指示を的確に理解し、対応できる
  • コミュニケーションがスムーズにできる
  • 正確さ&スピード感を持って仕事ができる
  • PCスキルやデジタルツールを使いこなせる
  • 責任感があり、最後までやり遂げる力がある

クライアントの成功を陰で支えるのが得意な人や、コミュニケーションが上手な方に向いている職と言えるでしょう。

2. 戦略・コンサルが得意な「フロントランナータイプ」

フロントランナーは、クライアントが抱える課題や目標達成のためのアドバイスを提供し、具体的な解決策を導く役割を担うタイプです。

フロントランナータイプの特徴はこちら

  • 自分も学び続け、成長できる
  • 分析力があり、課題解決が好き
  • 話し方が論理的で、わかりやすく説明できる
  • リーダーシップがあり、人を動かす力がある
  • 人の話を深く聞き、適切なアドバイスができる
  • コミュニケーション力が高く、人と関わるのが好き
  • 成果にこだわり、クライアントの成功を本気で考えられる

リーダーシップがある方や、人に教えるのが好きな方はフロントランナータイプの可能性が高いと言えます。

なお実歩さんは、まさにこのフロントランナータイプとのこと。

だからこそ、これだけ大きなコミュニティを築き上げ、10年以上にわたってオンラインビジネス業界を牽引し続けてこられたのでしょう。

3. スキルを活かす「クリエイタータイプ」

クリエイタータイプは、スキルを形にする「職人型」と、スキルを育てる「スキル提供型」の2つに分かれます。

「職人型」は、特定のスキルを活かしてクライアントに成果物を提供するのが向いており、クリエイティビティを発揮できる仕事に活躍の場があるでしょう。

クリエイタータイプ・職人型の特徴はこちら

  • 納期を守る責任感がある
  • 一人でも仕事を進められる
  • 作品を形にすることが好き
  • クリエイティブな作業が好き
  • 正確さ・クオリティにこだわる
  • コツコツと作業を進めるのが得意
  • コミュニケーションが最低限でもOK

「スキル提供型」は、スキルや知識を活かして講座やレッスンを提供し、受講者のスキルアップや目標達成をサポートするタイプ。

「自分のスキルを活かしたい」「好きなことを仕事にしたい」と考えている方に適性があると言えます。

クリエイタータイプ・スキル提供型の特徴はこちら

  • 面倒見が良い
  • 伝えるのが得意
  • 楽しませるのが好き
  • 人と関わるのが好き
  • 計画を立てるのが得意
  • 自分のブランドを作りたい
  • 自分も学び続ける意欲がある
  • コミュニケーション力がある
  • 自分の知識や経験をシェアしたい
  • 「好きなこと」で人を幸せにしたい

3タイプ診断で自己の特性を把握し、事業の足がかりにしてみてください。

成長拡大するために必要なこと

しかし、自分の適性に合った仕事を続けていくだけでは、ビジネスの成長拡大は見込めません。

実歩さんのように億単位の売上を継続させるためには、組織化を図り、事業投資をしていく必要があります。

組織化を取り入れたステップアップの例

  1. 一緒に仕事をする仲間を集める
  2. リーダーを立て、指示・命令系統を明らかにする
  3. 個人の能力に依存しない仕組み(マニュアルなど)を作る
  4. 「個人売上」ではなく「組織の売上」を伸ばす方向へシフトする

また、異なるタイプを組み合わせて事業を拡大していくのも一つの手段です。

たとえば実歩さんはフロントランナータイプのため、アイデア出しや人脈構築など、自分の得意分野に専念できる仕組みを作っているとのこと。

具体的にはアシスタント秘書(サポートパートナー)を育成し、顧客管理やセミナー会場の予約などの細かな作業をお任せしたり、Webサイトの構築や宣材の作成をクリエイターに依頼したりしているそうです。

ビジネスをスケールアップしていくためには「個人」から「組織」への転換が必要不可欠。

自分一人で全てを担おうとせず、誰もが適切な場所で自己実現を叶え、成長と発展を遂げられる仕組みを作っていってください。

まとめ

今回のセミナーでは、起業前に自己分析をする必要性と、ビジネスをスケールするために大切な考え方を学びました。

適性のある職業タイプから事業を始めることで、よりスムーズな収益化につながります。
また、実歩さんのように3つのタイプを統合して事業を進めれば、最高の結果を自らの力で実現できるようになるでしょう。

皆さまもぜひ「3タイプ診断」を活用してみてはいかがでしょうか?

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