CMM大学は、鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」のメンバーが、ビジネスが飛躍する専門知識を学び高め合う場として誕生したプラットフォーム。
月2回の水曜講義では、各分野の専門家からビジネスに役立つ高い見識を得られるとともに、学びや気づきをアウトプットしCMMメンバーと交流する時間も設けています。
CMMのサロンメンバーが講師を務めるCMM大学。
本記事では、2023年7月26日(水)10:00より開催された、第13回水曜講義の様子をお届けします!
講師・松浦日土美さんのプロフィール
今回の講師を務めるのは、サロンビジネスプロデューサーの松浦日土美さんです。
株式会社リクルートや株式会社マイナビで営業職をトータル10年ほど勤められ、その後独立し自宅サロン「あしもみ(足を揉むことで人生が激変することを学べる育成講座)」を開業された松浦さん。
サロンでは「自宅でも働ける環境を作って受講生に活躍してほしい!」という思いでビジネスのコンサルもされていたとのこと。
ただ、手取り足取り丁寧にサポートしているのにもかかわらず、行動を起こさない方があまりにも多くて驚かれたそうです。
その原因が「脳科学メソッド」にあると分かってからは、脳科学コーチングを取り入れたビジネスサポートをスタート。
現在では2つの会社を経営し、心と体を大切にしながらビジネスで活躍したい方へのサポートをされています。
ビジネスで結果を出せない原因は「心のブレーキ」にある?
まず、思うように月商が伸びなかったりお客さまが増えなかったりと、ビジネスでなかなか結果を出せないのは「心のブレーキ(※)」が原因であるとおっしゃる松浦さん。
不安や恐れといったネガティブな感情により行動が起こせなくなっている状態
心のブレーキが邪魔をしている限り、心を奮い立たせて一時的に行動ができたとしても長期的な結果には結びつきにくいそうです。
なお、心のブレーキがある人の特徴は以下の通り↓
- 商品の単価をあげられない
- 周りの人と比較して落ち込む
- 頭ではわかっていても動けない
- 自分のサービスに自信がもてない
- 周りの目が気になって行動できない
- 口癖が「でも・どうせ・だって」になっている
心のブレーキがあると生産性の低いマインドから抜け出せず、お客さまに満足してもらえるサービスを提供できないとのこと。
とはいえ、なぜ心のブレーキが生まれるのか…。
それは「自分を守るため」だと松浦さんはおっしゃいます。
そもそも私たち人間は生きることを最優先する生き物であるため、心臓を動かして呼吸している「今」がベストな状態。
だからこそ変化を好まず、無意識に心のブレーキをかけてしまうのです。
行動のメカニズムを知れば心のブレーキを自分で外せるようになる!
そして、心のブレーキを外すうえで大切なのは行動のメカニズムを知ることなのだそうです。
今ある「結果」はその前段階にある「脳内情報→意図と前提→信じていること→感情→行動」という5つの過程を経てたどり着いたもの。
そして、心のブレーキは「信じていること」から発生するのです。
例えばSNSを活用した集客において、信じていることが「ネット集客は人とのつながりもあって楽しい」なのか「ネット集客は危ない」なのかでビジネスの結果は大きく変わります。
信じていること | ネット集客は人とのつながりもあって楽しい! | ネット集客は危ない… |
感情 | 楽しい | 怖い |
行動 | 積極的にSNS投稿をする | 怖くて動けない |
結果 | 集客に成功し売上アップ →ビジネスがうまくいく | 集客できず売上を伸ばせない →ビジネスがうまくいかない |
信じていることがネガティブな思い込みだとしたら、マイナス思考で頭の中が支配されるので行動を起こせません。
反対に信じていることをポジティブな思い込みに変えると心のブレーキは簡単に外れて、よい結果を招きやすくなるそうです。
なお、信じていることを変えるには「脳内情報(※)」にアプローチするのが効果的だとおっしゃる松浦さん。
これまでの過去の経験や体験・人やニュース、ネットから見聞きした情報の記憶。
「信じること」の内容をポジティブなものにしたければ、楽しく稼いでいる人ばかりが集まる環境に身を置くのが手っ取り早い方法です。
一方で、自分の周囲がお金に困っている人ばかりだと「お金に対するブロック」がかかりやすくなり、高単価商品を売ることに抵抗感をもちやすくなります。
ビジネスで結果を出していきたいのなら、今自分の中にある「当たり前の常識」をポジティブな脳内情報にどんどん入れ替えていきましょう!
感覚や考え方を養える環境に身を置こう!
そして脳内情報を豊かなものにするには、感覚や考え方を養える環境に身を置くことも大切です。
現代社会には自己啓発本やノウハウ書があふれていますが、松浦さん曰くビジネスで成果をあげるためには「感覚と考え方が8割・やり方は2割」のバランスがベストとのこと。
実際、学習で得たやり方やノウハウを実践できる人は全体の1%にも満たないそうです。
大切なのは、やり方よりも「うまくいく感覚」。
全体の感覚を掴んでから細かいやり方を学んでいくほうが、結果的にビジネスはうまくいくそうです。
CMMには実歩さんの感覚や考え方が吸収できる環境が整っているので、ビジネスで飛躍するために最適な環境と言えますね!
脳に解決方法が浮かんだら身を委ねて行動する
なお、脳内情報が入れ替わると目標が今よりもグッと高くなり、考えても分からないことがどうしても出てくるそうです。
その問題に対して松浦さんは「脳が勝手に解決方法を見つけてきてくれるから、そんなときは考えるのをやめるべき!」とアドバイスされました。
これは数々の本を出版されておられる認知科学者・苫米地博士の提言をもとにした助言だそうです。
ここでいう現状の外側とは自分の限界を超えた世界のことなので、「不明点があっても当たり前」というスタンスでいるべきとのことでした。
また、脳はエスカレーターのようなもので、乗ったら勝手に目的地まで運んでくれる存在だとおっしゃる松浦さん。
例えば「成功に近づくためには、これをやればいいんじゃない?」という考えがフッと浮かんだときは、上りのエスカレーターが現れた状態なのだそうです。
その状況が訪れたら、できるかどうかは関係なくそこにポンと乗って行動に移すと、すべての事柄が軽やかに動き始めるとのことでした。
受講者の声
今回も、受講者からたくさんのコメントをいただきました↓
自分では気づいていなかったブレーキに気づきました!周りの人の力や環境を大切にしてひとみさんのように軽やかになりたいと思いました!
脳内にどういう情報を入れているかで未来は変わるんですね!もっと情報をインプットしていきたいと思います!
「心のブレーキ外し」ができる感覚をインストールできるわかりやすいお話でした!ありがとうございました!
高単価商品を皆さんサクサク販売されているので「自分にもできる!」と思いながら実践できています!CMMの環境に感謝しています!
今回の松浦さんのお話を聞いて、自分にも心のブレーキがかかっていることに気づいた方も多かったのではないでしょうか?
どんどん質の高い新しい情報をインプットして「できない」を「できる」に変えていきたいですね!
まとめ
今回はCMM大学第13回水曜講義「心のブロックを外すだけで月商10倍になる脳科学メソッド実践術」をお届けしました。
最後に松浦さんは、究極のセールス術をシェアしてくださいました。
それは「嫌われてもいいから相手のためになることをする」です。嫌われるのが怖いという心のブレーキを外して、お客さま第一で行動をすれば「ぜひあなたのサービスに申し込ませてください」という方が増えてくるとのことでした。
なお「今回の講義内容は繰り返し繰り返し学びましょう!」と松浦さんが受講生の皆さまに呼びかける一幕も…。というのも、人間はすぐに忘れる生き物であり、どんなに心に響いた話を聞いたとしても翌日には内容が抜け落ちがちだからだそうです。
繰り返し学べば心のブレーキが外れやすくなり、売上もどんどん伸びて月商が10倍になる日も遠くはないでしょう。
松浦日土美さん、このたびは素晴らしい講義を開催してくださり、本当にありがとうございました!