CMM大学は、鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」のメンバーが、ビジネスが飛躍する専門知識を学び高め合う場として誕生したプラットフォーム。
月2回の水曜講義では、各分野の専門家からビジネスに役立つ高い見識を得られるとともに、学びや気づきをアウトプットしCMMメンバーと交流する時間も設けています。
CMMのサロンメンバーが講師を務めるCMM大学。
本記事では、2024年6月12日(水)10:00より開催された第34回水曜講義の様子をお届けします!
講師・和田和歌子さんのプロフィール
今回の講師を務めるのは、食とメンタルで働く女性を応援する腸活コーチの和田和歌子さんです。
2001年に天然酵母パン教室で起業したのち、23年間にわたって発酵食を通し2万人以上の女性をケアする講座を続けていらっしゃる和田さん。
しかしそんな和田さんも、もともとはメンタルがとても弱く、周りのことばかり優先する気質だったがゆえに、起業して数年後に体調を崩されてしまったそうです。
そのようなご自身の辛い体験を「腸活」で乗り越えた和田さんは「忙しい女性たちが、本質の自分力で前進し続けられるための底力アップを食とメンタルで応援する!」というミッションを掲げ、活動を続けていらっしゃいます。
「食」と「メンタル」が成功を左右する!?
まず、和田さんは「成功するための2大要素は“食とメンタル”」だとおっしゃいます。なぜなら、この2つさえ整えておけば、健康な身体でいられるから。
実は和田さんも、30代の頃にストレスからくる重度のアトピーで苦しんだのですが、薬に頼らず腸活・薬膳で食を整えた結果メンタルも安定し、全てが上手くいくようになったそうです。
和田さんがこれまで見てきた女性達のデータからも「メンタルが整っている人の腸は整ってるし、腸が整うと自然にメンタルも整う」という独自の研究結果が得られたのだとか。
腸活でメンタルが整うとやる気がアップし、新しいチャレンジを楽しめるようになります。また、体調が良くなれば物事を継続しつづける力が底上げされるため、おのずと成功につながっていくでしょう。
つまり「腸活」は未来の自分への投資といっても過言ではないのです。
「自律神経力」を高めて人生の波に乗ろう
2024年も後半に差し掛かろうとする6月は、気候の変動が大きく体調を崩しやすい季節です。体調が悪いと、気分も落ち込みがちになってしまいますね。
そんなときにおすすめなのが「腸活」で自律神経を整えること。
「腸活」で心と身体の基盤を整え、人生の波に乗っていきましょう!
◆自律神経とは?
そもそも、自律神経とはどのような働きをするのでしょうか?
自律神経は、私たちの身体を支えている神経のなかでも自分の意志では動かせない神経のこと。相反する働きの「交感神経」と「副交感神経」に分けられ、バランスをとることで心と身体の健康状態が保たれています。
自律神経の種類 | 優位な場面 | 優位に働いているときの身体の状態 |
---|---|---|
交感神経 | 緊張時 | 心拍数が増え、血管が収縮し、血圧は上がる |
副交感神経 | リラックス時 | 心拍数が減り、血管が緩み、血圧は下がる |
この2つの神経バランスが何らかの原因で崩れると、身体は良い状態を保てません。
たとえば、肩こりや動悸、胃痛、下痢、便秘、頭痛、イライラ、落ち込みなど、さまざまな体調不良が引き起こされるのです。
心と身体の健康を左右する自律神経を良い状態に保つことが、人生成功の秘訣ともいえますね。
◆腸内環境が幸せを左右する「腸脳相関」の考え方
また、腸というのはストレスや幸福感と密接な関係のある臓器です。
というのも、腸とは脳と情報を伝達し合い、深く影響を及ぼしあうから。この双方向的な関係を「脳腸相関」と言います。
さらに「幸せホルモン」と言われるセロトニンは約8割が腸で作られているため、腸が整えばセロトニンがしっかり分泌され、幸せ度がアップするとのこと。
腸が整いセロトニンが分泌されると、自分が本来持っているエネルギーが高まって前向きな行動力の源となります。すると、自分の直感に素直に従えるようになり、自信をもって行動できるようになるのだとか。
つまり、腸活で自律神経のバランスを整えて、前向き力を高めることが幸せにつながるのです。
皆さまもぜひ、日頃の生活に腸活を取り入れていきましょう。
「食」で腸内環境を整えよう
では、腸内環境を整える「腸活」とは、どのようにすれば良いのでしょうか?
腸活には、納豆やお味噌、麹などの善玉菌を摂取する「プロバイオティクス」と、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖などを摂取する「プレバイオティクス」があります。
そして、この両方を掛け合わせたのが「シンバイオティクス」。こちらが和田さんおすすめの腸活です。
発酵食品と野菜を同時に摂取することで、しっかりと腸を整えていきましょう。
ここで和田さんは、シンバイオティクスで作る発酵薬膳レシピ「鰹と春野菜の美腸活パワーサラダ」を紹介してくださいました↓
材料
セロリまたは新玉葱、人参(合わせて200g)
カツオのたたき(刺身可)100g
塩麹:30g
レモン又はお酢:15g
おろし生姜:3g
ごま油:15g
作り方
セロリは薄切り、新玉葱はスライサーで薄切り、人参はピーラーで細切りにする
ドレッシングの材料をよく混ぜる
一口大に切ったカツオのたたきを、STEP2で作ったドレッシングでマリネする
STEP1で刻んだ野菜とSTEP3のカツオをよく混ぜ、塩麹で味を調える
※お好みで大葉やクコの実をトッピングすると、薬膳効果UP!
腸活サラダのメイン食材となる「鰹」と「玉葱」には、それぞれ疲労回復効果と胃の働きを高める効果があるそうです。
切って混ぜるだけのお手軽サラダ。忙しい起業家の腸活にピッタリなレシピですね!
受講生の声
今回も受講生の皆さまから、たくさんの声が寄せられました↓
腸活をしてから蕁麻疹がでなくなりました!
23年!意欲とエネルギーを絶やさずすごいです!
すぐ作れる腸活料理!今日のメニューが決まりました!
お辛い時期を乗り越えて23年もお仕事を続けてらっしゃるのが”みんな大好きわかちゃん”のゆえんだと思います!
皆さま、腸活の効果を体現する和田さんの姿に、感銘を受けた様子でした。
まとめ
今回はCMM大学第34回水曜講義「集中力・幸せ度がアップする腸活セミナー」をお届けしました。
腸活で、すこやかな心と身体が育まれます。
皆さまも、腸とメンタルを整えて忙しい毎日を元気に過ごしていきましょう!
最後に、和田和歌子さん、このたびは素晴らしい講義を本当にありがとうございました!