幸せもビジネスも飛躍するパートナーシップ術~CMM大学水曜講義~

CMM大学は、鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」のメンバーが、ビジネスが飛躍する専門知識を学び高め合う場として誕生したプラットフォーム。

月2回の水曜講義では、各分野の専門家からビジネスに役立つ高い見識を得られるとともに、学びや気づきをアウトプットしCMMメンバーと交流する時間も設けています。

CMMのサロンメンバーが講師を務めるCMM大学。

本記事では、2024年11月6日(水)10:00より開催された第44回水曜講義の様子をお届けします。

講師・渋谷衣織さんのプロフィール

今回の講師は「人生100年自体を“自分らしく”幸せに生きる人を増やす」をミッションに掲げ、セールスプロデューサーとして活躍中の渋谷衣織さんです。

渋谷さんは22年間にわたるOA機器メーカーでの勤めを経て、45歳で起業。現在はセールスマインド実践講座で脳科学コーチングを教えています。

今でこそ家族に応援されながら順調なビジネスを行っている渋谷さんですが、結婚当初は働きに出ることについてパートナーと揉めることが多く、離婚を考えたこともあるのだとか…。

しかし、冷静になって夫婦の関係性を見直した結果、現在はパートナーに応援される起業家として成果を上げておられます。

今回は、そんな渋谷さんがビジネスに大切なパートナーシップ術について教えてくださいました。

良いパートナーシップがビジネスの安定をもたらす

まず、パートナーシップがビジネスに大切な理由を「自己理解がスタートだから」だとおっしゃる渋谷さん。というのも、パートナーへの不満は自分の見たくない性質を反映させている場合が多いからです。

しっかり自分の本音に向き合って自己理解を深めれば、パートナーとの関係も上手くいきます。関係性が良くなれば、パートナーは自分が心から安心できる場所になるでしょう。

また「何があってもパートナーは味方でいてくれる」という安心感はパワーの源となり、マインドの安定につながり、安定した行動でビジネスを発展させていけるとさまざまな相乗効果を生み出すのです。

パートナーシップ術3つのカギ

続いてパートナーシップのカギとなる3つの要素を教えてくださった渋谷さん。

早速、詳しくみていきましょう。

1.自分の価値を落とさない

まず、不当な扱いをされないように、自分自身の価値を自覚すること。

パートナーの態度は、自分自身を扱う鏡です。つまり、あなたが望まない扱いをされているなら、無意識のうちに「私はそんな扱い方をされても仕方ない」と自分の価値を下げてしまっているということ。

さらに、自身が不当な扱いを受けていることに気付かない場合さえあるのだとか。現に渋谷さんは、他人から指摘されて初めて自分がひどい扱いを受けていることを自覚し、怒りを覚えたのだそうです。

そしてさまざまな情報を集め、言葉を選びつつパートナーに「私はその扱い方を許さない」という想いを伝えたとのこと。するとパートナーの態度は徐々に穏やかになり、今では仲良し夫婦として過ごしせるようになりました。

自分がどう扱われたいのかをしっかり認識して、パートナーに伝えることが大切なのですね。

2.パートナーに感謝とリスペクトを伝える

次に、パートナーに対して日ごろから感謝とリスペクトを伝えることも大切です。というのも、人は自分を認めてくれない相手を大切にしようとは思わないから。

自分を大切にしてもらいたいのであれば、先に相手を尊重して動きましょう。相手が大事だと考えていることを、受け入れるだけで良いのです。

そしてお互いに理解し合うためには、愛の言語テストがとても助けになると渋谷さんは教えてくださいました。愛の言語とは、人が愛を与えたり受け取ったりする際に好む方法を5つに分類したもの。

たとえば渋谷さんのパートナーは、奉仕活動やフィジカル・タッチに愛を感じるため「コーヒーを煎れて欲しい」「膝枕してほしい」などの欲求があるそうです。

渋谷さんは自分に無理のない範囲でその願いに応え、パートナーとの良い関係を保っているとのお話でした。

3.自分の感情をマネジメントする

最後に、自分の心の声を聞いて感情をコントロールしましょう。そのためには「売り言葉に買い言葉」のように瞬発的・衝動的に反応するのではなく、自分の本音を意識する必要があります。

渋谷さんは、実例を挙げながら、自分の感情をマネジメントする方法を3つのステップで教えてくださいました↓

起こったこと

結婚記念日を祝う準備をしていたときに、パートナーと揉めてしまった

渋谷さんがとった行動

  1. 感情を解放する:びっくりして言い返した
  2. 本音を発見する:期待が裏切られて悲しい気持ちに気づく
  3. 本音に寄り添い行動をやり直す:落ち着いて自分の気持ちを伝えた

まず、自分の瞬間的な行動を振り返り、そこにどんな感情があったかを確認します。渋谷さんの場合、相手の行動にびっくりして思わず言い返してしまった言葉は、本当に言いたかったことではありませんでした。

次に、自分の本音を探ったときに「良いリアクションを期待していたのに、思っていたのと違う反応で悲しかった」のだと気づいた渋谷さん。

そこで少し時間を置き、楽しい結婚記念日にしたいのに揉めてしまって悲しかったことを伝え、最終的には良い時間を過ごしたそうです。

たしかに、とっさに反応した怒りの感情のままでいたら関係性は悪化するばかり…。

そんなときは落ち着いて自分の感情と向き合い、素直な気持ちを伝えることが良いパートナーシップのカギとなるのですね。

受講者の声

今回も受講者の皆さまから、たくさんのコメントをいただきました↓

彼が大事にしていることをするのが大切なのですね!

ポイントをおさえるだけで、良いパートナーシップが築けるのですね!

衣織さんの膝枕エピソードを聞いて、ほっこり幸せな気分になりました♪

皆さま、渋谷さんの素敵なパートナーシップ術に感銘を受けた様子です。

まとめ

今回はCMM大学・第44回水曜講義「幸せを呼ぶパートナーシップ術」をお届けしました。

皆さまも、自分の素直な気持ちをパートナーに伝え、良い関係を築いていきましょう。

最後に、渋谷衣織さん、この度は素晴らしい講義を本当にありがとうございました。

渋谷衣織さんのメディアはこちら↓
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