ChatGPTと一緒に自分の使命をみつけよう~CMM大学水曜講義~

CMM大学は、鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」のメンバーが、ビジネスが飛躍する専門知識を学び高め合う場として誕生したプラットフォーム。

月2回の水曜講義では、各分野の専門家からビジネスに役立つ高い見識を得られるとともに、学びや気づきをアウトプットしCMMメンバーと交流する時間も設けています。

CMMのサロンメンバーが講師を務めるCMM大学。

本記事では、2025年1月29日(水)10:00より開催された第48回水曜講義の様子をお届けします。

講師・森崎友彩(若原加代子)さんのプロフィール

今回の講師は、ビジネスプロデューサーの森崎友彩さんです。2025年1月に「若原加代子」さんから改名されました。

公認心理師・1級キャリアコンサルティング技能士という2つの国家資格を保有し、カウンセラーとして活動してきた森崎さん。

13年間で1万人以上のカウンセリング実績をお持ちで、現在は起業家を対象としたカウンセリングを行いつつ、ビジネスカウンセラー養成講座の主宰もしておられます。

今は働く時間と場所の自由を手に入れ、使命に基づいてイキイキと活動している森崎さんですが、かつては「我慢が当たり前」という思い込みから、何事も人に譲る生き方をしていたとのこと。

そんな森崎さんが変わるきっかけとなったのが、実歩さんとの出逢いでした。

「どんな時も、未来にヒカリを」を使命とする実歩さんに導かれ、徐々におさえていた自分を出し「自由に生きたい」「自分の力を発揮したい」と思えるようになったそうです。

使命の言語化はビジネスの安定につながる

講義の冒頭で「ビジネスをするなら、はっきりとした使命を意識しておくことが大切」とおっしゃる森崎さん。使命の言語化には、以下のようなメリットがあるからです。

使命を言語化するメリット↓
  1. 行動の指針ができ、迷わず行動できる
  2. 長期的な目標が見え、計画的に拡大できる
  3. 自信をもってお客さまに価値を伝えられる
  4. 共感を呼び、リピーターやファンが増える
  5. 強みを活かせるため、競争に巻き込まれない

なお、森崎さん自身が掲げる使命は「1億総カウンセラー時代へ」。

これには自分が本当に抱いている心の声を聴き、のびのびと能力を発揮できる人を増やしたいという想いが込められているそうです。

しっかりと使命を言語化できているからこそ、森崎さんは起業後短期間でめざましい実績をあげ、理想の生活を手に入れられたのでしょう。

ChatGPTを利用して使命を言語化する手順

今回のセミナーでは、ChatGPTを使って使命を言語化する方法を教えてくださった森崎さん。

具体的な手順は、以下の通りです↓

  1. 役割を与える
  2. 自分の背景や価値観を伝える
  3. 使命を具体化する質問を投げかける
  4. 言葉を磨き上げる

詳しくみていきましょう。

1.役割を与える

まずは、ChatGPTに役割を与えるため「○○(自分の専門分野)とマーケティングの知識を持つプロとして、私がビジネスの使命を言語化する手助けをしてください」と質問します。

すると、ChatGPTは持ち前のリサーチ力を駆使して、ひとまず「仮の使命」を提示してくれます。さらに自分の役割(ビジネスの使命を言語化すること)を果たすために、あなたに関するさまざまな質問を投げかけてくるはず。

第一段階はこれで終了です。ここから、ChatGPTと一緒に仮の使命をブラッシュアップしていきましょう。

2.自分の背景や価値観を伝える

次は、ChatGPTからの質問に答えつつ、あなたの情報を入力していきます。

ここでは、キャリアや専門性、価値観、家族構成などの基本情報に加え「自分がどんなビジネスをしたいのか」をきちんと伝えるのがポイント。ChatGPTがあなたにフィットした使命を作る際のヒントになるからです。

なお「自分がどんなビジネスをしたいのか」を伝える際には、以下の質問に対する答えを入力すると良いとのこと↓

さらに性格診断や占いの結果など、パーソナリティを表す情報も入力することで、ブラッシュアップの精度がよりアップするとのお話でした。

3.使命を具体化する質問を投げかける

十分な情報をChatGPTに与えたら、使命を具体化する自分なりの質問を投げかけます。

たとえば「私のパーソナリティをもとに、使命の深掘りを手伝ってください」のような質問です。

森崎さんの場合は「未来を切り開く起業家に寄り添い、心と戦略の両面から支える」というビジネスの主題が提示されたとのこと。のびのびと能力を発揮できる人を増やしたい、という森崎さんの想いがしっかりと反映されています。

このようにChatGPTの答えは、自分が今まで上手に言語化できていなかった部分を、明確な言葉で表す手助けとなるでしょう。

4.言葉を磨き上げる

最後に、ChatGPTが考えてくれた使命を短く分かりやすい言葉で表せるように磨き上げます。

最終的な使命を決める際には、これらのポイントを意識すると良いそうです↓

  • 社会的な価値を生むか
  • シンプルで伝わりやすい文言か
  • お客さまのニーズに応えられるか
  • 未来に向けた成長を描けているか
  • 自分の情熱や強みと一致しているか

たとえば、実歩さんの「どんな時も、未来にヒカリを」という使命は、シンプルながらもとても心に響くフレーズです。そして「暗いほうを向いているお客さまが、光を目指して歩むお手伝いをしたい」という実歩さんの情熱とともに、提供している商品の価値までもが伝わるでしょう。

自分の信念をお客さまに伝わるように言語化した使命があってこそ、ビジネスは成功するのです。

受講者の声

今回も受講者の皆さまから、たくさんのコメントをいただきました↓

勉強になりました!もうちょっとChatGPTを使ってみます!

ChatGPTへの質問の仕方が具体的に分かり、とても良かったです!

しっかりAIを活用しながら、フィットする使命で発信していきます!

皆さま、ChatGPTを日常使いすることへのハードルを下げられたようです。

まとめ

今回はCMM大学・第48回水曜講義「AIを利用して使命を言語化する方法」をお届けしました。

ビジネスにおいて、ChatGPTは優秀なパートナーとなり得ます。まずは簡単な質問をしたり、会話をしたりするところから始め、使い方に慣れるところから始めてみてください。

最後に、森崎友彩さん、この度は素晴らしい講義を本当にありがとうございました!

森崎友彩(若原加代子)さんのメディアはこちら↓
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