CMM大学は、鈴木実歩さん主宰の継続サロン「CMM」のメンバーが、ビジネスが飛躍する専門知識を学び高め合う場として誕生したプラットフォーム。
月2回の水曜講義では、各分野の専門家からビジネスに役立つ高い見識を得られるとともに、学びや気づきをアウトプットしCMMメンバーと交流する時間も設けています。
CMMのサロンメンバーが講師を務めるCMM大学。
本記事では、2023年3月29日(水)10:00より開催された、第5回水曜講義の様子をお届けします!
講師・北川ゆう子さんのプロフィール
今回の講師を務めるのは、売り上げアップのタイムプロデューサーであり「時短の女王」の別名をお持ちの北川ゆう子さん。
4人のお子様を育てるママ起業家の北川さんが「時短の女王」と呼ばれるきっかけとなったのは、「ママはスマホばっかり見てる!」というお子さまの一言でした。
当時、起業に向けて情報発信に奮闘していた北川さんはその言葉にハッとし、家族との時間を大切にするべく「SNS時短術」を編み出したとのこと。
そして時短術によってSNSの投稿頻度をあげた結果、講座やセミナーなどの申し込みが急増!朝の7時には仕事が終わっているにもかかわらず、最高月商1400万円を叩き出した実績をお持ちです。
こうして時間とお金の余裕を得た北川さんは、2022年12月に家族とともにアメリカへ移住。
現在は起業を志す女性にSNS時短術を伝授しながら、時間とお金の余裕を手に入れて理想の未来を得るべく挑戦している方のサポートをしておられます。
個人ビジネスにSNS発信は必須!
そんな北川さん曰く、個人でビジネスを拡大していくためには、SNSを活用した情報発信が欠かせないとのこと。
大企業なら大きな広告を打ち出して認知度を高めていけますが、個人の場合「自分がどこの誰であるのか」を知ってもらえる場所やタイミングがありません。
だからこそ、SNSを通して自分の存在をたくさんの人に知ってもらう努力が必要不可欠なのです。
SNS投稿に対する苦手意識を克服しよう!
一方、SNSに対する苦手意識を持つ方は多いでしょう。
そんなときは、まず「自分がどこにつまずき、何に対して苦手意識を持っているのか」を把握し、その課題を解決することが先決です。
よってここからはSNS投稿に苦手意識を持つ方が抱える代表的な悩みと、その解決法を3つ紹介していきます!
1.日常の変化をネタにする
最初に「“投稿するネタがない!”と悩む人は、日常の変化をネタにすると良い」と北川さんはおっしゃいます。
変化ネタの投稿例はこちら↓
お客さまの変化 | このように悩んでいたお客さまが、サロン入会後はこうなりました! |
自分の変化 | 昔はこんなことに悩んでいたけど、これをやったら売上がアップしました! |
家族の変化 | 夫とうまくいってなかったけど、こんな取り組みをしたら関係が良くなりました! |
身近なトピックであり、その人の努力や苦労が垣間見える「変化ネタ」は、他者からの共感も得やすいでしょう。
2.周囲の目や評価を気にせず、どんどん投稿する
また、周りの目を気にするあまり、書いては消して…を繰り返してしまう方や、「いいね」の数が少ないことが気になる方は、投稿することに集中すべきとのこと。
そもそも、SNSを見ている人は自分のプライベートやビジネスで精一杯で、人の投稿内容をいつまでも覚えていません。
さらに北川さん曰く、SNSを「見る専用」にしている人も一定数存在するそうです。つまり「いいね」の数と、投稿を見ている人の数は比例するものではないということ。
何より大切なのは、SNS上にあなたが存在し続けることです。
このように視点を切り替えて、どんどん投稿していきましょう!
3.思いが伝わる文章にする
そして「ネタはあるし、投稿もたくさんしてるのに、募集や告知の反応が悪い…」と悩んでいる方は、商品やサービスに対する熱い思いを伝えると良いとのこと。
そこで便利なのが、こちらのテンプレートです↓
テンプレートを使用した投稿例はこちら↓
〈呼びかけ〉なるべく具体的なエピソードを盛り込む
家事や育児が忙しくてSNSの投稿が思うようにいかず、イライラしてしまう人はいませんか?
〈お客様の変化〉自分の変化でもOK
実はあるやり方を実践した受講生さんがインスタ投稿1時間から20分へ!それが、わたしがお伝えしている〇〇なんです!
〈導線〉主力メディアや訴求ページに促す
今ならLINEに登録いただくと、その〇〇を無料でプレゼント!
〈あなたの思い〉
時間の余裕を手に入れば心にも余裕ができますよね。忙しいママこそ知ってほしい!
ここでのポイントは、導線で終わらせないこと。導線で切ってしまうと「売り込み感」が出るため、お客様が離れていく可能性があるからです。
最後は「あなたの思い」で終わらせて、訴求をマイルドにしていきましょう!
1投稿15分でOK!?SNS時短術
続いて北川さんは「SNS投稿が時短できる3つのテクニック」を教えてくださいました。
- 時間を決めて取り組む
- 音声入力を活用する
- 投稿を分割させる
北川さんご自身もこの時短術を使って、一投稿3時間→15分の短縮に成功したそうです!
それでは、詳しい内容を見ていきましょう!
1.時間を決めて取り組む
1つ目は、時間を決めて取り組むこと。北川さんご自身も「かつて私が1投稿に3時間もかかっていたのは、時間を無限に使っていたから」と強く感じているそうです。
具体的には「保育園に子どもを迎えに行く5時までに〇〇を終わらせよう」「朝の7時までにブログを1つ仕上げよう」など、時間帯や目標を決めて作業に取り組むと良いとのこと。
またその際は「30秒で終わらせる!」といった、不可能な条件を設定しないのがコツ。失敗を繰り返すと「また達成できなかった…」と感じ、心が折れやすくなるからです。
「できた!」を積み重ねていけば、自己肯定感もアップしそうですね!
2.音声入力を活用する
2つ目は、音声入力を活用すること。
音声入力は誤変換されたところを修正したり、改行をつけたりする手間がかかるものの、スピーディに大量の文字を打てるのがメリットです。
さらにパソコンが開けない時や、ちょっとした隙間時間に活用できるところも音声入力の魅力。
子どもの習い事の待ち時間や、予定より用事が早く終わったときなどの隙間時間に音声入力を利用すれば、SNSの投稿スピードや頻度を高められるでしょう。
3.投稿を分割させる
最後は、1つの長編ネタを複数回に分けて発信していく「分割投稿」です。
例えば「高単価商品の売り方」について発信していく場合、以下のような分け方ができます。
- 高単価商品を売る秘訣について
- 高単価商品を作る際のマインド
- 高単価商品の作り方について
これらの内容を1回でまとめようとするとかなりの文字数になるため、読者が途中で飽きて離脱したり、読み飛ばしたりする原因に…。
そんなときは「続きは次回!」と言うストーリー性のある見せ方をすれば、次の投稿を楽しみにしてもらえるでしょう。
また、ネタを細分化すれば1回の投稿にかける時間が短縮できるため、作成者側の負担も軽くなります!
SNS時短術の先には無限の可能性がある
最後に北川さんは、ご自身の体験を通して「SNSにかける時間を短縮したら、どんな未来が待っているのか」を教えてくださいました。
◆心の余裕を手に入れて人生が豊かに
SNS時短術を編み出した北川さんが、最初に手にしたのは「心の余裕」。
スマホと睨めっこしていた毎日から解放されたことによって、自分や家族を大切にできるようになったそうです。
そこからは「子どもがいるから〇〇できない」と言い訳するのをやめ、人生を豊かにするための体験を積極的に味わうようにしたとのこと。
◆お子さまの一言でアメリカに移住!
そんなある日、お子さまから「アメリカに住みたい!」とまさかの一言が飛び出しました。
これを聞いた北川さんは、すぐにアメリカ行きを決断したものの「日本と昼夜逆転の生活で、ビジネスがうまくいくのかな…」という不安もあったとおっしゃいます。
しかし実歩さんから「北川さんは、どんどん夢を叶えてその姿をみんなに見せるべき!車社会のアメリカで、好きな車に乗ってイキイキと生活する様子をSNSで発信していくのが北川さんの役割!」とアドバイスを受け、アメリカ移住に向けて行動を開始したとのこと。
こうして2022年12月にアメリカ移住を叶えた北川さんは、好きな車に乗って理想のライフスタイルを送りつつ、ありのままの姿をSNSに投稿し続けておられるそうです。
なお、そんな北川さんもかつては時給850円のパート勤めだったとのこと。そこからの飛躍を考えると、なんとも夢のあるお話ですね!
受講者の声
今回も、受講者からたくさんのコメントをいただきました↓
いつもタイマー15分にセットして結局3回延長とかザラにあります(汗)可能な時間に変更します!
7時に仕事が終わっているなんてビックリ!アメリカのFacebook投稿を楽しみにしています!
私も4月から、ゆう子さんのように朝、子どもが起きてくるまでに終わらせられるようになりたいです!
「時間を設定して取り組みます!」「音声入力を活用してみます!」など、早速行動を起こそうとする皆さまの姿勢に、運営一同感激しております!
まとめ
今回はCMM大学第5回セミナー「時間とお金の余裕を手に入れるためのSNS時短術」をお届けしました。
講義の最後には「あきらめずに継続していけば、誰かがSNSを見てくれてビジネスを拡大していける!」と、受講生にエールを送ってくださった北川さん。
本講義で紹介していただいたSNS時短術を活用すれば、どんな方でも無理なくSNS投稿を継続していけるでしょう。
北川ゆう子さん、このたびは素晴らしい講義を開催してくださり、本当にありがとうございました!